紫陽花 [ざれごと写真日記]
永らくの休息でした
「人生泣き笑い」を実感した1年
長女の就職、父と義母の一周忌法要そして長男の結婚披露宴
慌ただしかった春も終わり、夏はもう目の前
小生にも人生の大きい季節の変わり目が来たのかな
......と、稚拙ブログの内容はあまり変わりませんが(^_^;)
京浜東北線・王子駅から飛鳥山公園に向かって線路脇を歩くと、色とりどりの紫陽花達に出会えます。
また、気楽にお立ち寄り戴ければ幸いです。
「第6回すみだストリートJAZZフェスティバル」 [ざれごと写真日記]
先の15日、いまやお盆恒例となった我が地元墨田区の真夏のイベント「すみだストリートJAZZフェスティバル」に行ってきた。単身赴任の3年間は、家族のスケジュール優先でこの祭典に来れなかったので、なんと4年ぶりの観戦だ。スカイツリー効果だろうが、以前と比べて観衆の多さに驚く。夜のワンダーランド・錦糸町が、ギラつく太陽の下で健康的な汗を流す、熱いビートと共に
2日間のイベントだが、小生は15日のみの参戦。例年以上に精力的に演奏会場を廻らねばならないが、熱中症にも要注意。過去のイベント同様、演奏重視ながらも性懲りもなく「歌姫探し」も忘れません
演奏会場は錦糸町駅路上以外でも多岐にわたり、Jazzのみに限定されないジャンルの広さ、プロアマ問わずの大乱戦だぁ〜
「押上天祖神社」の殺風景な事務所にて『サウザンアイランド』渋いっす^^
でも、真夏のJazzは、やはり炎天下で...
『Funk Style』
?
もつ焼きで昼から飲みながら演奏じゃ
『Hong soon Dal BARAMNAN JAZZ BAND』
韓国のバンドだが巧い!気持ちいいビートを叩き出す!!
...と、ゲストヴォーカルに「歌姫」発見
Park raon〜スリム&ムチムチ系?お好みです
しかも、いい声しています
一瞬のアンニュイな表情もGOOD
そして本日のお楽しみBAND『たをやめオルケスタ』
女性のみのビックバンド...噂を聞きつけてか、凄い人気、ベストポジション取れず
年齢不詳のリーダーからうら若き?プレイヤーまで
派手なコスチュームとご機嫌なリズムで会場を沸かす
こちらは地味目だが、Jazzの王道を歌う
『飯田久美子』トリオ
Bass(香川裕史)巧い!楽しそう!!!
こちらは台湾×日本ハーフのシンガーソングライター『洸美-hiromi-』
そろそろ帰らないと...と、楽天地前からラテン系の素敵なリズムと歌声が...
『Froggy Bottom』
夏だ、ジャマイカだ、レゲエじゃ?
『Macka Ruffin』と共にボブ・マーリーの「no woman no cry」を合唱して家路に着く
久しぶりの体験だったが、改めて音楽と人間のパワーを感じた1日だった。
来年は、老体に鞭打ってボランティアで参加しようかなぁ〜
とにかく4年前と比べて女性ミュージシャンが目立つ。しかも、以前なら男性しか演奏しないような楽器への参入に目を見張る。ドラムは当たり前、テナー、バリトンサックス、トロンボーン、チューバにいたるまで。イヤァ素晴らしい
イベント終了まで、まだ2時間ほどあったが、自宅に戻ったのは理由があった。
毎年8月15日に、お隣台東区の主催で「隅田川灯篭流し」が行われるのだった。
先日納骨が終わった父と義母の霊を弔う為に、初めて家族で参加する事にしたのだった。
とにかく凄い人混みと行列。
京都の「五山送り火」同様に、本来の意義より観光イベントの色彩が強くなっているようだ。
灯篭には先祖への思いを書き込むのだが、行列の前後の若い子達は「給料アップ」「受験祈願」だからねぇ〜
「時代だな」と半分呆れながら、老いた母を含めて家族5人で1時間ほど並んで、ようやく順番が来る。
「家族みな元気でやっています。暖かく見守っていてください。」
「浜離宮恩賜庭園」を歩く with SONY [ざれごと写真日記]
連日の熱波に襲われているわけであるが、せっかくの休日を家の中で涼んでゴロ寝では勿体ない。
夏の花が満開との情報を得、あえて炎天下の浜離宮恩賜庭園に向かう。
「やたら暑いけど、汗をかくのも大事だぞ〜一緒に行くかぁ」と、女房を誘う。
「私は、アンタが昼まで寝てる間に、山盛りの洗濯物をベランダに干してたっぷり汗かきましたけど...まぁ、つきあいましょう」... 返す言葉もございません
徳川家の別邸であったこの庭園は、東京湾から海水を引き入れた「潮入りの池」を中心に樹木が美しく配置され、夏の期間に涼をとるには絶好のスポットかもしれない。だが、さすがに今年一番の熱波であろう本日は、そんな風流な客人は少なく、園内は閑散としている。この陽気以上のアツアツカップルかマニアックなカメラ小僧しか見当たらない。
そんな中、水分補給はこまめに、熱中症対策万全のペア麦わら帽子ルックの中年夫婦は、結構元気です
コンビニおにぎり片手に、我が夫婦十八番のスケッチ&写真撮影で、汗だくになりながら都会のオアシスを愉しんできました。
お花畑では「キバナコスモス」がまさに満開
黄色のマリーゴールドとの対比も美しい〜
やなぁ〜
夏芙蓉の白も好きだ
都会に咲く百日紅に惹かれます
お幸せに〜
「隅田川花火大会」 [ざれごと写真日記]
皆様から心温まるお悔やみの言葉を頂き、本当にありがとうございました。
先週、実父、本日に義母の四十九日法要が終わり、二人の魂は天国に向かいました。
家族との別れは悲しい出来事ではあるのですが、生きる事の素晴しさと家族の絆を改めて教えてくれました。
昨晩は、地元の「隅田川花火大会」。
起源は、徳川吉宗が飢饉とコレラにより亡くなった者達を弔う目的で執り行われたと云う。
私が生まれた年から隅田川の水質汚染により中止となっていたが、1978年に復活。当時は、自宅の2階の窓から眺められたものだが、その後はマンションの乱立により、そんな贅沢は許されなくなった。
それでも、建て替えた自宅の屋上から二つある打ち上げ場所の内の一つを、ギリギリ観る事が出来る。
単身赴任から戻り、鎮魂の意味を噛み締めながら4年ぶりに地元の花火の競演を瞼に焼き付けた。
カメラを手にしたのも、ほぼ2ヶ月ぶりだ。
目の前のマンションが邪魔して低い花火はこんな感じ。
もうちょっと高く上がると「たまや〜」
「かぎや〜」
妻は仕事で不在、長男は彼女とビューポイントを探しに出掛ける。屋上で、花火を独り占め状態ではあったのだが...ちと寂しい...と、気づいたら知らぬ間に、就活から帰って来た長女が缶ビール片手に佇んでおりました。
「う〜ん、この微妙な家族の絆がいいねぇ」
「旧古川庭園」with Sony [ざれごと写真日記]
バラ園の夜間ライトアップがラストという情報を得て、北区西ヶ原の「旧古河庭園」へぶらりと夕刻に行って来た。
着けば、多くの訪問客で賑わっていたが、皆、少々不満顔...ほとんどの春バラは盛りを過ぎ、花弁を切り落とされていた。そして、洋館が本日貸切の為に入館不可。
「う〜ん、ちょっと残念」
...先日の亀戸天神の藤祭りも同様だったが、最近、旬の時期を逸する事が多い。
おまけに、αレンズのアダプターを家に忘れ、望遠・マクロ撮影が出来ない事に気づく
...う〜ん、どうも最近、物忘れも多い( ̄Д ̄;;
手持ちの28㍉と50㍉のみで、華やかな薔薇ならぬ新緑の庭園風景を切り取ってきた。
結局、ライトアップまで間が持てず、腹が減りすぎて家路を急ぐ羽目になりましたとさ...『ほえぇ〜』
「亀戸天神と昭和記念公園」with Sony α [ざれごと写真日記]
G・W中は、都内でマッタリ暮らしております。
長男は彼女と旅行、長女は就活中のうえ、同居の父の調子が良くないないので、今年は私達夫婦は遠出をせず、近場で連休を楽しむ事と相成りました。
まずは、自宅から車で10分の「亀戸天神」の藤祭りへ。
本殿とスカイツリーの取り合わせがユニーク
しか〜し、残念ながら完全に盛りが過ぎ、藤の花弁は萎んでおりましたぁ
懐かしの「船橋屋」のくず餅を購入し、退散...
心機一転
翌日は、連日TVで報道されている「あしかがフラワーパーク」の満開の『藤ドーム』でリベンジとも思ったが、少々遠いのと大渋滞覚悟により早々に諦め、妻と共に立川市の「昭和記念公園」へ向かう事にした。
東京人でありながら、この公園には初めて足を踏み入れる。
米軍立川基地の跡地に、昭和天皇在位50年を記念して造られた広大な敷地面積を誇る公園である。
「さすが国営公園」 見事に整備され、美しく咲き乱れる初夏の花々が、訪れる人々の目を愉しませてくれる。連休中の為、家族連れで大賑わいだが、あまりにも広過ぎて混雑感は皆無。 チューリップは刈り取り後であったが、ポピーやネモフィラの花畑を堪能してきた。
小生はおNewのα7Ⅱを、妻は絵筆を片手に、自由気ままに園内を駆け巡り、初夏の涼風を身体一杯に受けて、気分爽快の一日となった。まぁ、翌日の亭主の方は、例によっての筋肉痛に悩まされるのだが...
「根津神社つつじ祭り」with α7Ⅱ [ざれごと写真日記]
誘惑に負けて、ついに買ってしまったのです
α7Ⅱ+Contaxプラナー50㍉
永年に亘りミノルタ党であった小生は、近年はSonyのNEXシリーズを愛用しておりました。
あの小さな薄っぺらいボディにαシリーズの80~200㍉の望遠レンズなどを取り付けて、なんともアンバランスな状況で撮影をそれなりに楽しんでいたのでした...
元々、カメラボディよりもレンズに金をかけたい主義でしたが、今回のSONYの新製品の魅力には逆らえなかった
念願のフルサイズしかも5軸手ぶれ補正付き。そしてSONYお得意のマニュアルフォーカス時でのピーキング機能も搭載。これなら、重いαレンズや、今や死蔵しているContaxレンズも、アダプターを介して手ぶれを恐れず使用できるではないか しかも、レンズの素の魅力を発揮させるフルサイズで
...という事で、名古屋から戻った時の赴任手当の残りと、妻に脅されブックOFF行きとなったCD・書籍の山々の売却代金を元手に、当然、嫁には内緒でY橋カメラにGO
今日は、試し撮りを兼ねて根津神社に出掛けました。ほぼ満開のつつじ祭りを堪能です
お供レンズは、Contaxプラナー50㍉、マクロプラナー100㍉、ミノルタ時代のM-ロッコール28㍉、銘玉STF135㍉、コニカ・ヘキサノン35㍉他わけ判らなくなったわ〜
予想通りの大混雑は覚悟のうえ
多種多様なツツジの色の競演に心奪われる
結局、どのレンズで何を撮ったか不明になるのが小生らしい所なのだが、随分久方ぶりにマニュアルフォーカス中心の撮影をして、「カメラ小僧」時代の感覚が少しづつ蘇ってきた
『写真、撮るってやっぱり楽し〜い』
特に、プラナー50㍉との組み合わせのフォールド感が素晴しく、ワンプッシュでファインダーが拡大するMFアシスト機能を使いこなすようになれば、老眼も恐るるに足らず、当分手放せないベストセットになりそうな予感だ。
夕刻迫り、谷中の町をそぞろ歩きながら、何もなかったように妻の元に帰るカメラ親爺でした
東京帰還 [ざれごと写真日記]
地元の墨堤の満開の夜桜とスカイツリーのネオンが私を迎えてくれた
3年ぶりに東京・向島に帰還いたしました
約30年間、営業現場の最前線で全国各地を走り回ってきましたが、今回は本社の子会社の役員に収まる事になりました。名ばかりの取締役で、肩たたき前のワンクッションともいえるわけですが、新任地でサラリーマン人生の最終コーナーを全力で走り抜けたいと思っています。
以前の職場より、遥かに規則的な生活が望める職場環境となり、自分自身の時間も多いに使えそうです...
ってか前から精力的に遊んでいたか...
問題は、3年の単身赴任の間に家長の存在感が非常に薄れた事である...ってかそんなもん元々ないか...
「アンタ、一体こんなに荷物を増やして帰って来てどうするのよぉ〜もう我家に収納スペースなんか無いんだから、いらないモノはゴミ出ししてらっしゃい」と、妻に咎められ、引越のダンボール箱の山に囲まれ呆然の旦那様です。
くしくも、本日4月1日は、長男の社会人としての初出勤日。
我家にとって、大きな節目となる春になりそうです。
遥か遠方のビルの谷間から東京タワーの立ち姿も...
お江戸の2大タワーに祝福されたようで幸せ気分全開〜やっぱり此処は東京だぜ
新しい職場に慣れたら、ボチボチ更新していきますので、改めてよろしくお願いします
「西国街道ひな人形めぐり」with Sony [ざれごと写真日記]
唐突に辞令はやって来る...
今月末に東京に戻る事になりました
3年間の単身赴任生活に終止符を打ち、故郷・向島に帰ります
当然の如く、妻の手伝いは期待できない引越の段取りに大忙し
残り時間は愛する名古屋の街をたっぷり堪能するつもりです
では、これまた大分前の画像の紹介を...
ひな祭り前々日、突然思い立って京都方面のGO!
京都とは云っても、艶やかな京都市内から少し離れた京都府向日(むこう)市である。
阪急西向日駅から徒歩〜西国街道沿いの旧家に伝わる雛人形が、この期間に公開されているのだ。
案内地図によると、31箇所の民家で雛人形が公開されているが、市役所の資料館でおススメの場所を事前にチェック。
小雨降りしきる中、4箇所の展示場所を巡って来ました。
江戸時代から昭和初期にかけての名工達の技と、いつの時代も変わらぬ娘に寄せる親の想いを、噛み締めてみる...
『雪の五箇山』with Sony [ざれごと写真日記]
この時期に是非行きたかった世界遺産・・・「白川郷と五箇山の合掌造り集落」
仕事で岐阜県高山市内までは、たまに伺うのだが、そこから奥にはなかなか行く機会がない。
マイカー無しの単身生活だし、レンタカーを借りて雪道を走る自信も無い。
半分諦めかけていた処、見つけましたよ〜日帰りバスツアー「冬の高山と五箇山」名古屋出発コース
団体行動が超苦手な小生だが、来年の冬に名古屋にいる保証は無いし、背に腹はかえられない。
思い切って、オッチャン独りで堂々と申し込んだのであ〜る
ツアー客は、ほとんどが小生より年配者。
意外にも若いカップルは皆無で、老夫婦もしくは三脚を抱えたカメラ爺集団だ。
そんな私も初老のカメラ親爺だが、Nex-7をウエストポーチに忍ばせた軽装備での雪中仕様でチャレンジだ。
名古屋から3時間近くかけて、高山市内に入る。
仕事で何度か通って見慣れた市街地も、雪化粧により全く別の表情を見せる。
マイペースで歩きたい処だが、団体ツアーの哀しいさだめ。
自由行動の1時間が、あっという間に過ぎ去り、メインの目的地にバスは向かう。
世界遺産に登録された合掌造り集落は、この地域に2カ所。
ひとつが、岐阜県大野郡の白川郷。もうひとつが、そこから少し離れて富山県南砺市の五箇山に存在する。
今回のツアーでは、五箇山・菅沼地区集落のナイトビューが目玉となっている。
陽が傾きかけた頃合いに、目的地に到着。自由時間80分1本勝負である
雪を踏みしめると「キュキュ」と音がする...25年前の札幌転勤時代を思い出す。
知らぬうちに身に付いた雪道での歩き方・・・久々の「ペンギン歩き」でカメラ親爺は駆け巡る〜
低温の為か、カメラのメモリーが誤作動を起こし、撮影可能枚数が突然五分の一になったが、だましだまし切り抜けて、最低限の撮影を完了。
当地の伝統芸能である「こきりこ節」「ささら舞い」の披露も愉しみながら、幻想的な雪の五箇山の姿を堪能する事ができた。
欲を言えば「時間が足らな〜い」
写真撮影だけが目的ではなく、もっとノンビリと日本の原風景にも身を委ねたかったが、集合時刻が気になり、どうしても早歩きでの「美味しい所どりの観光客」になってしまうのが、団体ツアーの宿命。
それでも、名古屋勤務のおかげで、日帰りでこんな世界遺産に触れられる機会を得たのは、感謝せねばならないなぁ...
と、時間ギリギリまで、サービスの「五箇山ぜんざい」に舌鼓のつむじ風でした