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ダニエル・ラノワが見出した天才歌姫 [〜私の歌姫〜]

2010年、ダニエル・ラノワが結成した『Black Dub』〜私好みの絶品バンドです[exclamation×2]
 
 
 
 
Black Dub

Black Dub

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Red Int / Red Ink
  • 発売日: 2010/11/12
  • メディア: CD
 
 guitar:Daniel Lanois
bass:Daryl Johnson
drums: Brian Blade
 
このメンバーで思い起こされるのはエミルー・ハリスのWrecking Ball〜私の絶対的な超愛聴盤である。
 
そしてBlack Dub〜この超絶ミュージシャン達に気後れせず堂々とでリード・ヴォーカルを取るのは、ベルギー生まれのブロンド美女〜Trxie Whitley(トリクシー・ホワイトリー)[ぴかぴか(新しい)] 
Trixie+Whitley+ntg.jpg
歴戦の雄の先輩方に一歩も引けを取らないプレイぶり。
一寸のぶれも無いある意味醒めたリズム・セクションに、粘着質のダニエルのギター音。そこへ、彼女の熱いブルース調の歌声が絡んでいく。この奇妙なアンバランスが、独特の雰囲気と共に快感を呼び起こす。
オルタナ・カントリーの浮遊感が漂うエミルー・ハリスとの共作とは対極のガチなブルースロック。だが、各プレイヤー達の研ぎすまされた感性が、単なるブルージーな泥臭さだけでない煌びやかさを散りばめる。
 
トリクシーの想いを込めたストレートなハスキー・ヴォイスはバラードで更に真価を発揮する
泣ける[たらーっ(汗)]ダニエルのギター、ブライアンが気持ち良過ぎるリズムを刻む[わーい(嬉しい顔)] 
『Surely』 これは名曲だと思う[るんるん]
 
当時22歳にして、既にミューズに見入られた如くの歌声[ぴかぴか(新しい)] 
 瞬く間に自己の世界に引き込む「力」
この娘は『本物』[パンチ] 
 
未だに、Black Dubとしての作品は冒頭のデビューアルバム一枚のみ。現在も、このユニットで活動しているのか、手元に資料が無く、不明である。ダニエル・ラノワが、交通事故で重体となったのが2010年の秋で、このグループを結成して間もなくの事である。既に彼は奇跡の復活劇を遂げ、今夏には来日、フジ・ロック・フェスティバルにも参戦予定である。しかし帯同メンバーに、トリクシーの名は無い。
 
この魅惑の歌姫の最近の動向を気にしていたのだが、なんと、ついにソロ・デビュー・アルバムを4月末(国内盤)に発表したではないかぁ[むかっ(怒り)]
 
Fourth Corner

Fourth Corner

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Strong Blood Records
  • 発売日: 2013/01/29
  • メディア: CD
冒頭のビデオで、ブライアン相手に無謀にもドラムを叩いている彼女だが、実はマルチ・プレイヤーなのである。
ギターはダニエル仕込み?の渋いプレイを魅せてくれるし、ピアノも当然のように弾きこなす。
ついにベールを脱いだデビュー作は、詳細は不明だが、クレジットを見る限り、ストリングスとプログラミングを除いてほぼ全楽器を彼女が演奏しているようだ。
 
ダニエルの元を離れたトリクシーは、まさに自己の世界観を自らの手で作り込んでいく。マルチ・プレイヤーぶりには当然、脱帽なのだが、やはりこの命漲るヴォーカルのパワーに圧倒されてしまう[exclamation×2]
 
 
 
この彼女が今秋に来日との情報をゲット[exclamation×2] 
具体的なスケジュールは未定のようだが、名古屋にも絶対に来てくれよぉ〜[かわいい]
 
トリクシーの音楽的素養の源泉には非常に興味を惹かれる処なのだが...
実は、彼女の父親は、あの伝説のブルースマンなのである[パンチ]
 
◎おまけ
クリス・ホワイトリー(Chris Whitley)
(1960〜2005) 
 45歳の若さでこの世を去ったブルース界のジミヘン
 
 
確かに父娘ソックリである。
トリクシー18歳時に偉大なる父は天に召される。
しかし、熱きブルース魂は着実に娘に引き継がれ、今まさに華開かんとしているのだ[ぴかぴか(新しい)]
 
この偉大なる孤高・異色のブルースマンに関しては、改めて別の機会にじっくりと語りたいと思います[るんるん] 
 

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