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『ザ・ウォード 監禁病棟』 [上映中飲食禁止じゃ!]


  
監督:ジョン・カーペンター
製作総指揮:デイヴィット・ロジャース アダム・ベタリッジ リッチ・コーワン  
脚本:マイケル・ラスムッセン ショーン・ラスムッセン
撮影:ヤーロン・オーバック
美術:ポール・ピーターズ
音楽:マーク・キリアン 
 
キャスト:アンバー・ハード[揺れるハート] メイミー・ガマー ダイエル・パナベイカー ローラ=リー 
リンジー・フォンセカ ミカ・プーレム ジャレッド・ハリス
 
1966年。20歳のクリステン(アンバー・ハード)は身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られる。同年代の少女ばかりを収容する奥の病棟に隔離され、そこでは一人ずつに部屋があてがわれた。クリステンは、初日の夜から見えない人の気配を感じ、いわれのない不安を抱く。同じような境遇の少女は、ボロボロのぬいぐるみを抱くゾーイ(ローラ・リー)、華やかなサラ(ダニエル・パナベイカー)、絵を描くのが好きなアイリス(リンジー・フォンセカ)、歌を得意とするエミリー(メイミー・ガマー)の4人。自分のことを狂人と認めている彼女たちとは違うと自負するクリステンであったが、担当医ストリンガー(ジャレッド・ハリス)と面接する中、自分の仕業とされる放火を見たことと自分の名前以外、一切の記憶を失っていることに気づく。さらにその夜、廊下を歩く奇妙な女性の姿を目撃し、事態は新たな展開を迎えるのだった……(goo映画より)
 
ホラー系映画は、あまり積極的には観賞しないのであるが、ハロウィン』『遊星からの物体X 
巨匠ジョン・カーペンター監督の久々の新作と聞けば、やはり観てしまうのである。
 
交互に押し寄せる残暑と台風の煩わしさを吹き飛ばすには格好の清涼剤とも云うべき作品であった。
映画内容云々よりも、あくまでも個人的趣向を満足させた部分が強かったのは否定しないが・・・
 
ブロンドの主演女優に注目なのである[キスマーク]
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アンバー・ハード〜テキサス生まれの25歳。「ゾンビランド」「ドライブ・アングリー3D」(いずれも未見)等に出演し、徐々に名前が売れて来たブロンド嬢である。
容姿に欠点が見当たらない処が、逆に俳優としては欠点になるであろう所謂、典型的なスリムなブロンド美人だ。

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こんな彼女=クリステンが下着姿で森を徘徊した末に、一軒の民家に放火する事件を起こす。そして警察に捕えられ、収容されたのが、刑務所ではなく精神病院の中の隔離された特別病棟。
そこで、既に収監されている4人のうら若き女性患者達との奇妙な共同生活が始まるのである。
 
スタイル抜群のクリステンが、タイトなジーンズを履いて黴臭い精神病棟を闊歩するアンバランスな情景が、非常に印象的である。
また、普段は知的で冷静沈着・クールな彼女が時折見せる暴力的な一面や、見えない影に怯えきる姿は、アンバー・ハードの非凡な演技力を垣間見る事ができる。

幾度となく閉鎖病棟からの脱出を試みる彼女であるが失敗に終わり、その間に4人の仲間がひとりづつ消えていくのである。最後のひとりとなったクリステンは、この病棟の秘密を握っているであろう担当医と対峙する。そして暴かれた真実とは・・・

見終わってみれば「なぁ〜んだ」という使い古された種明かしなのだが、ラストまで強引にドキドキ感を引っ張りきる演出と映像の力は、やはりホラーの巨匠と呼ばれる所以か。

遊星からの物体X」の斬新な映像とジワジワと締め付ける恐怖感を知るからこそ、久しぶりの新作への期待感が大き過ぎたのは否めないが、カーペンター監督ならもっと別次元の衝撃的な展開と描写を望みたい処であった。
逆に言えば、近年の刺激的過ぎる作品に、私が慣れてしまったせいからくる、無いものねだりかもしれないが。

どちらにしても、私はアンバー・ハードの肢体を眺めているだけでも十分幸せではあったのである。

ドライブ・アングリーから 今作とは違った彼女の魅力[揺れるハート]
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セクシーエレガントストロング
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