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『西遊記 はじまりのはじまり』 [上映中飲食禁止じゃ!]

ハラハラドキドキ
こんな楽しい映画を待っていた[exclamation×2]
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監督/脚本/製作:チャウ・シンチー
キャスト
ウェン・ジャン スー・チー ホアン・ポー ショウ・ルオ
 
“わらべ唄 三百首“が得意技の若き妖怪ハンターの玄奘は、妖怪の善なる心を呼び覚まそうと奮闘するが、失敗ばかり。やがて師匠に「修行に励め」と諭された彼は、わらべ唄がまったく通用しない魔物に出くわし、美しき女性妖怪ハンターの段に救われて……。(ぴあ映画生活より)
 
これぞ、アドベンチャー映画の心髄[exclamation]
抱腹絶倒の傑作「少林サッカー(2001年)」のチャウ・シンチー監督が放つ新作は、驚愕の「西遊記」パロディだ[どんっ(衝撃)]
三蔵法師が、まだ玄奘と呼ばれていた若かりし頃、妖怪ハンターの修行を重ねながら、人間的成長を遂げる姿を描く。
 
妖怪と聞けば、中国映画伝統の安っぽいB級ホラーと思い込むが、今作は特殊メイク、CGをふんだんに使っての本格的な娯楽大作となっている。山河を描くオープニングから半端な映画ではない雰囲気に満ちている。美術面、カメラワークに製作陣の強い拘りが感じられ、息もつかせぬアクションはチャウ監督の真骨頂である。
 
そしてキャスティング。とにかく全員の個性が強烈、濃すぎて、笑いを堪えるのに苦労する程だ。主人公役のウェン・ジャンは、心優しき半人前の若い僧侶を好演。とにかく全く頼りにならない気の優しいハンターだ。対して、快刀乱麻の女ハンター・段にスー・チー。結構色っぽいです[黒ハート]この男勝りの彼女が、事もあろうに玄奘に一目惚れ。ラブコメディの要素も織り込みながら、ストーリーはドタバタと展開していく。
 
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 河の妖怪〜後の沙悟浄
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段ファミリーの一員・クリッシー・チャウ(左)も美形です[揺れるハート]
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VS 猪八戒
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 虚弱体質の妖怪ハンター「空虚王子」
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奇怪な妖怪達、それを狩る賞金稼ぎのハンター達、玄奘の師匠、段の手下達、笑える個性豊かなキャラが続々と登場する。そしてクライマックスは、孫悟空と妖怪ハンター達との死闘。原作でも、孫悟空は釈迦如来の怒りをかって、五行山に500年間閉じ込められた石猿の王の設定だが、本作はそれを圧倒的映像で再現する。玄奘が騙され、封印を解いてしまい、孫悟空の妖怪魔力が解き放たれる。神仏を怖れぬ悪の化身と化した悟空とハンター達との闘い。玄奘は、この闘いを通して、愛を学び、悟りの境地に辿り着く。
 
最初は小汚いオッチャンが...
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 悪徳非道の孫悟空へ変身
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見どころ、笑いどころ満載のノンストップ・アクション・コメディだ[exclamation×2] (段の純愛にはホロリだけど[もうやだ~(悲しい顔)]
少々合点の行かない展開は、中国映画の常道の為、全く気にする必要なし。
怒濤の如く押し寄せる拘りの映像と演出に身を任せればよろしい[どんっ(衝撃)]
 
ラストシーンで「Gメン75」のテーマが流れた時には、苦笑を通り越して拍手喝采だ[ぴかぴか(新しい)]
 
 ここから三蔵法師一行の天竺への旅が始まるのであった[ひらめき]
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「ドラゴンボール」の実写版をチャウ監督に撮ってもらいたい[映画]
 
 
 
 
 
 

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