Movie on the Sky [上映中飲食禁止じゃ!]
閑話休題...欧州旅行の往復便の中で観た映画です。なにしろカタール航空ですので、日本語字幕の作品は皆無で、吹替版も少なく、自然と邦画中心に観てしまいました。とりあえず、今年の旧新作を主体に...あいもかわらず女優中心の視点ですが...
時代劇のハートフル・ホームドラマです
上戸彩・・・女性としては結構好きなタイプなので、TV・映画を問わず彼女の出演作は良く鑑賞するのだが、では彼女の代表作は...と言われると咄嗟に浮かんで来ない。女優としての個性が弾けきれないのか、重厚な作品に恵まれないのか、今作のような軽いタッチのドラマが似合ってしまうイメージがつきまとう。
作品自体は、ハッピーエンド必至の安心して観られる構成です。
「こんな可憐で芯の強い料理上手な女房はサイコーじゃ」と、今時のGALに辟易するおじさま方に贈る哀歌である。
そう、上戸彩はそんな昭和の女の香りを持つ控えめな今時では貴重な女優さんなのだ
芸風変えずにそのままでよい...オジさんはずっと応援するよ
隣席の女房と同時進行で鑑賞。
山田洋次監督は「男はつらいよ」シリーズの軟派なイメージが強すぎるのだが、この作品は「たそがれ清兵衛(2002年)」以上の文芸的要素が詰まった傑作だ。原作の魅力もさることながら、昭和初期の中流家庭の日常をあくまでも自然に描いた演出力は、山田監督の真骨頂というべきであろう。
しかし最大の見所は、松たか子の演技である。「アナ雪」で歌手としての力量を世間に再認識させた訳だが、やはり銀幕で光輝く彼女の存在感は別格だ。
良妻賢母が「オンナ」に豹変する様を、これほど恐ろしく演じられる俳優は希有。鳥肌モノだった
現在、朝ドラ「花子とアン」で人気沸騰中の黒木華の素朴な存在感が、相乗効果でストーリーを引き締める。
日常に潜む「おどろしさ」をサラリと美しい映像に落とし込んだ伝統的邦画の佳作だ
監督:マーク・ウェブ
キャスト:アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン ジェイミー・フォックス
デイン・デハーン コルム・フィオール ポール.ジアマッティ サリー・フィールド
撮影:ダニエル・ミンデル
音楽:ハンス・ジマー
「サム・ライミ×トビー・マグワイヤ」シリーズのリプート作であり、第一作は未見だったが、小生の好みは断然こちらだ単純明快、ヒロイン役の好みの差である
同じブロンドでも、キルスティン・ダンストとエマ・ストーンなら軍配は圧倒的に後者だ。
シリアスな展開は、バットマン映画の中でもクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズを彷彿させ、単純なアクション・ヒーロー物に終わらない処が好感度(ラストは本当に悲しいけど...)
優柔不断なA・ガーフィールド、脇を固めたジェイミー・フォックス、デイン・デハーンの悪役ぶりも楽しい。
兎に角「ぜひとも大スクリーンで観たかった」と、思わせる視覚効果とエマ・ストーンの美しさなのでした
これを大スクリーンの3Dで観たら嫌気が刺したであろう、前作同様のスプラッターまがいのアクション大作だ。
生首飛びまくりのハチャメチャな前作ながら、レオニダスの犠牲的精神には多少の観る価値を感じられたのだが、今作は残念ながら心揺るがす部分は皆無だ
エヴァ・グリーン嬢は頑張っていたんだがなぁ〜
ペルシャ帝国のクセルクセス一世のモッコリ姿が、意味も無く哀しく思えた。
このシリーズはTVドラマを含めても初見。ゆえに人間関係が不明のままの鑑賞だった。
厚労省の役人・仲村トオルが病院に入り浸っている理由は?
主演がどうして伊藤淳史なのが??
何故ヒロインが桐谷美玲なのが???
ストーリーは理解出来たのだが、何となく観ているうちに、心平穏なまま何となく終わってしまった
桐谷美玲・・・今風の可愛い女子なのだが、彼女が女優としてもて囃されているのが、どうしても理解できない私がいるのです... 残念ながら、フジテレビのドラマの延長線が限界の出来映えとしか思えなかった...無料鑑賞で良かったぜ
劇場で是非観たかった作品。
原作者・川上弘美の視点と異才・井口監督の感性が見事に融合された小品。
成海凛子
木村文乃
本田翼
CMでおなじみの私好みの若手女優達が次々と登場。しかも個性的な役柄を魅力たっぷりに演じる。
阿川佐和子はご愛嬌として、更に新鋭の中村ゆりかと円熟の麻生久美子が美しい親子役だ。
どんなタイプの女性からも愛される不思議な男性ニシノユキヒコ(竹野内豊)を軽いタッチで主体に描きながら、実は女性達の内面を深く掘り下げ刳り出している、怖くて楽しくて少々哀しい物語なのだ。
随所に織り込まれた抽象的な映像とゲイリー芦屋の音楽が、彼女達の心情心理を炙り出す緻密な演出。文芸的要素が強いはずの作品が、フレッシュな俳優陣の起用により、明るくアンニュイな雰囲気を醸し出す、全く飽きさせない構成にも脱帽の一品だ。
そして、ひときわ目を引く尾野真千子の演技〜素晴らしすぎる
こんな浮気者の女たらしでも、女性から全く恨まれないニシノ君を妬ましく、羨ましく思う小生なのでした。(隣で爆睡中の女房の横顔を見ながら...)
恐怖の南回り往復の機中時間は約33時間〜映画の愉しみがあればこその長旅でした
武士の献立見たいですね。この映画があるのは知りませんでした。
by JUNKO (2014-09-04 19:44)
> JUNKO 様
刀を包丁に持ち替えた侍の心温まるお話です。オススメ!
by つむじかぜ (2014-09-05 00:32)
こんにちは。
国際線だとたくさん観られて楽しいですね~
良い映画が揃ってますし(^^ゞ
by non_0101 (2014-09-05 12:58)