ソチのマドンナを振り返る [キューティー・ブロンド病棟]
白銀の世界での熱き戦いも幕を閉じた。
夜明け前まで母国の選手に声援を送り、或る時は歓喜の声を挙げ、或る時は意気消沈した18日間。
普段は馴染みの薄い冬の競技を身近に感じ、神様の悪戯のような勝負のアヤに人生を垣間見、そして国境を超えた美の饗宴を堪能させてもらった。そして、日本の獲得メダル数自体には余り興味を持たない半端な国粋主義者である小生は、勝敗に関係なく世界中のアスリートの中から「美しき冬の妖精」探しにも余念がなかった。
冬季オリンピックのマドンナ探しは、熾烈を極めるのである。
夏の競技と違い、「被り物」が多すぎる...彼女達の美しき肢体、麗しき表情を堪能できるのはフィギュアスケート位なもので、多くの戦いでは、宇宙服のような防寒厚着とゴーグルにより、それが阻まれている
ウィンタースポーツは、気候・地理的要因で、北欧選手の活躍が目立つ。そう、ネイティブ・ブロンド姫のメッカなのだ。自称ブロンド・フリークは、毎夜、眠気眼をこすりながら「愛しのマドンナ」を探すのであった
テレビ中継は日本選手出場試合が中心であり、当然全競技を観戦できる訳が無く、見逃した美女も多数いるのを承知の上で、超個人的趣向に基づく「ソチのマドンナ」ランキング発表
少々長〜いですが、すべてブロンドで〜す
◎6位入賞 エレーナ・ニキティーナ(ロシア/スケルトン)・・・いわゆる「ソリ競技」である。進行方向に足を向け仰向けに横たわるのが「リュージュ」で、うつ伏せで頭を正面に向け滑るのが、この「スケルトン」である。最高速度140キロで、グ〜ルグ〜ルとコースを何周もするのだが...地味です...観ていても飽きます
あまり注目されないこの競技にも、いるんですよぉ〜逞しき美女が
◎5位入賞 ララ・グート(スイス/アルペンスキー)・・・結婚後、即、転勤となった札幌の地で、生まれて初めてスキーを覚えた。学生時代からスキー狂の新妻のスパルタ教育に亭主のプライドは地に墜ちたが、何とか北の大地の幼稚園児並みには滑れるようになったのが25年前。下手糞なりに、急斜面を立ち向かう快感に酔いしれたものだった。
冬季オリンピック競技は、やたらと「飛型点」とか「構成点」とか審査員の主観に左右されるものが多いが、アルペン競技は昔ながらの「タイム至上主義」である。今回のソチのアルペンスキー場は、世界のトップアスリート達が、転倒・コースアウトを繰り返し、稀に見る難コースとして話題となった。アマチュアからすれば、非常に判りやすくかつスリリングな観戦が続いた。
そして、アルペンスキー女子滑降は、史上初の同タイム優勝により金メダルが2個授与された。その表彰台で栄光の二人の影で銅メダルを手に微笑むブロンド美女を発見
まさに麗しき「雪の妖精」
また鼻血がぁ
◎4位入賞 ケイトリン・ファリントン(アメリカ/スノーボード・ハーフパイプ)・・・25年前は、スキー全盛期で、当時のスノーボーダー達は、スキー場の一角で肩身の狭い思いをしていただろう。が、今や雪山は、スノボ一一色である。当初から「ファッショナブルに遊び感覚」で滑るのがスノーボードだったが、オリンピック競技になっても、その名残が感じられる。他の競技より、圧倒的にノリが軽いのである。
みんな楽しそうに滑る、飛ぶ
もちろん各国の代表なので重圧は有るのだろうが、スタート前の張り詰めた緊張感や失敗時の悲壮感が、他のそれより柔らかい。アマチュアらしさが残る数少ない競技のひとつかもしれず、観戦していても自然と爽快感が伴う。
女子ハーフパイプの部では、予想を覆して伏兵ケイトリン・ファリントン選手が金メダル。
「えっ〜、私が勝っちゃったのぉ〜」みたいに悦ぶゴーグルを外したヤンキー娘を、小生が見逃す訳がない
か、可愛いぃ〜
鼻ピアスと八重歯がチャーミング
自然な表情も愛くるしい
ヤンキー娘の屈託の無い笑顔はサイコーじゃ
◎銅メダル ペニー・クームス(イギリス/アイスダンス)・・・フィギュアスケート・アイスダンスは、氷上の社交ダンスとして英国で流行した娯楽を起源とするそうだ。その発祥の地・英国から出場したペニー・クームス&ニコラス・バックランド組が、眺めているだけで実に心地良いカップルなのだ。
身長152cmの欧米人には珍しく小柄なペニー・クームス。絶世の美人でも八頭身スタイルでもないのだが雰囲気がある。可愛らしさの中に優雅さがキラリと光る。長身の相方ニコラスとの組み合わせが何とも微笑ましかった
映えるブロンド
後ろ姿もイカしているぜ
成績は10位と入賞も叶わず奮わなかったが、記録より記憶に残るスケーターだ。上位選手が次々と繰り出すウルトラリフトや機械のように一糸乱れぬスケーティングは披露できないが、二人のお互いを思いやる気持ちが柔らかな滑りから溢れ出てくる。こんな可愛い女性なら、小生も身を挺して守ってあげた〜い
二人の唯一の大技ワンハンド・リフト
フリー演技のマイケル・ジャクソンは良かった
う〜ん、守ってあげたい
◎銀メダル アレキサンドラ・サイトワ(ロシア/カーリング)・・・ロシア・カーリングチームの美人レベルの高さは、既にネット社会を席巻している状況である。地元の圧倒的声援を受けての予選リーグ日本戦。善戦空しく我が国に惜敗したが、試合中継を観戦していた日本男児の多くは、勝敗は眼中になくモデル級のスラブ美人達に釘付けだったに違いない。小生もそんな浅はかなサムライの一人なのだが、小笠原・船山のママさんコンビも素敵だが、世界標準となると大国ロシアには分が悪い。
この美女軍団の中でも、とりわけ小生のハートを鷲掴みにしたのは、言わずもがなスリムなブロンドのアレキサンドラ・サイトワだ
お父さん、撃沈〜
更に彼女の名前をググると出るわ、出るわ、競技外での彼女の妖艶な姿が...
ロシア国の凄い処は、自国の美人アスリート達のあられもないグラビア写真を堂々と公開している事なのだ。
冒頭入賞6位のスケルトンのエレーナもロシア選手である。こんな暴挙は我が国では許されない事で、仮に小笠原選手のママさんセミヌードなんてモノが出回ったら、一挙に社会問題、国会答弁必至。
個々の選手の性的魅力まで過度に喧伝する開催国の厚顔無恥なPR戦略に戸惑いつつ、小生は...大歓迎じゃ
お父ちゃん、脳天杭打ち状態
◎金メダル グレイシー・ゴールド(アメリカ/フィギュアシングル)・・・何も云う事はあるまい
昨年のNHK杯エキシビションで見初めて以来、私のブロンド・アスリートのトップを突っ走る彼女の魅力は、今大会でも健在、いや更に輝きを増して来た団体戦SP、個人戦ともにグレイシーの演技だけはかぶりつき状態
団体戦ショートプログラムでは、オリンピック初出場ながらアメリカ代表として堂々の戦いぶり。ハイレベルの女子フィギュアの中で第4位となり、アメリカの銅メダル獲得に貢献した。
個人戦ショートプログラムで真紅のコスチュームに着替え、息を呑む演技で観客を魅了、これまた第4位とメダルを狙える好位置につける。
リンクの外でも彼女の美しさは際立つ。
キム・ヨナも素敵だが、こうやって並ぶと「作り」が根本的に違うんだよなぁ
そして、勝負のフリー演技。18歳の乙女が、氷の女王に変貌する。
上々の滑り出し
...だったが、無念の転倒
それでも彼女の美しさが損なわれる事は決して無い
最終結果は第4位。メダルに一歩及ばなかった。
今大会の女子フィギュアスケートは、ハイレベルな演技の応酬とドラマチックな展開で世界中の人々に感動をもたらした。その中でも、氷上に降り立っただけで会場の空気を一変させる雰囲気を持つのは、「キム・ヨナ」とこの「グレイシー・ゴールド」の二人だったような気がする。
それは、翌日のエキシビションで改めて証明される事となる。
数あるスポーツの中で、エキシビションという勝敗の無い演技を観客に披露するのは、フィギュアスケートだけである。競技でありながらショーとしても成り立つ、この独特の美の競演劇の主役の座を、4年後の韓国・平昌の地でグレイシーが勝ち取ってくれる事を願って止まない。
う〜ん、娘にしたい
そして...
◎プラチナ・メダル
永年のスポーツ観戦でも、敗者に対してここまで心が打震えたのは初めてだった。
ついに自分に打ち勝った浅田選手に祝福あれ。
最期に「石川セリ」の隠れた名曲
『Snow Candle』を特別編集で
素晴らしい♪d(≧∇≦)
良い仕事してらっしゃる♪ 流石♪
by Labyrinth (2014-02-26 00:50)
目の保養をさせていただきました。
by JUNKO (2014-02-26 16:42)
> Labyrinth 様
久しぶりに気合いが入りましたわぁ〜(・・;)
by つむじかぜ (2014-03-02 02:13)
> JUNKO 様
小生は開催中に目を酷使し、更に老眼が進みました^^;
by つむじかぜ (2014-03-02 02:16)
素晴らしい
僕は競技以上に美しさを堪能してしまってました^^;
by DEBDYLAN (2014-03-02 15:22)
> DEBDYLAN 様
まさに、美の競演でしたねぇ〜U ̄ー ̄U
by つむじかぜ (2014-03-04 21:22)