南部の熱き血潮〜『Alabama Shakes』 [〜ロックの神さん〜]
またまた気持ちいい音、発見
ネットショッピング全盛の今でも、本屋とCDショップだけは時間があれば立ち寄って、衝動買いをしてしまうのが楽しみのひとつでもある。
1行だけ立ち読みして買いたくなる文庫本。ジャケット写真の微笑むブロンド歌姫の誘惑。馴染みのアーチストなら密林ポチッで良いのだが、未知の作品との感動的な出会いはクリックだけでは、なかなか成し得ない。 もちろん、その陰には大きな見込み違いと無駄遣いもあるのだが・・・
- アーティスト:Alabama shakes
- 出版社/メーカー: Ato Records
- 発売日: 2012/04/10
- メディア: CD
味も素っ気もないジャケット...今回はブロンド姫買いではございません。
店員さんの書いた『アデルも激賛』という手作りPOPに何故か強烈に惹かれ、輸入盤の為、試聴もできないのだが即買い さて、今回の我が衝動は、果たして正解であったのだろうか
『Hold On』
1曲目からズシーンと腑に来たぁ
太く乾いたギターリフが、タイトなリズムに乗って響き渡る 私好みのサウンドの切れと重み
そ、そして、ジャニス・ジョップリンの再来か、はたまた女ジャクソン・ブラウンと思しき魂を絞り出したような胸を突くヴォーカル
Alabama Shakes(アラバマ・シェイクス)・・・ グループ名の通り、米アラバマ州出身の4人組。
驚愕の黒人女性ヴォーカリストは、Brittany Howard(ブリタニー・ハワード)
この面構えと体格...う〜ん、年齢不詳、謎のヘヴィー級メガネ姐さんじゃ
声は外見ではない...ぃ、いや外見通りの迫力というべきか。
スタイルはゴスペルを基盤とした洗練されたブルース・ロックという感が強いが、サザンロックの土臭さやファンクのノリノリのリズムも取り込んだ楽曲もアルバムには含まれており、このバンドの感性の豊かさを物語っている。
そして、ひとえにブリタニーの存在感あるヴォーカルが、このバンドに“スピリチュアル”なパワーをもたらしているのだ。
彼女のかき鳴らすサイドギターも乙に入ったもので、Heath Foggのリードギターとの絡みも聴き所の一つでもある。
まさに、ソウルフルなブルースの申し子
アルバム4曲目『Rise To The Sun』
う〜ん....体重はなんぼやろ? ヒップは小生のデブっ腹より太いと見た
私の焦がれる歌姫のタイプとは真逆なのであるが、 この魂の歌は本物だ。
各バンドメンバーは決して高い演奏技術をひけらかすタイプではないが、愚直にビートを刻み、メロディを反復しながら、その一体感から生み出される「熱」のなんとも心地良いこと
アメリカ南部の赤い土埃を感じさせる風は、ブリトニー姐さんの暑苦しさと共に熱波に変わる。
敢えてうだるような暑さの部屋で、汗をかきつつ、かき氷を掻き込みながら聴きたいHOTなバンドの登場である。
これからの「大阪の夏」にピッタリ
アルバム2曲目『I Found You』のアコースティック・ヴァージョン
訪れいただき、niceとコメント有難うございます。
体重と声の迫力は、正比例するのでしょうね。
by たいちさん (2012-07-07 10:46)
カッコいい!!
こういうヴォーカル、サウンド大好物です^^♪
by DEBDYLAN (2012-07-07 11:36)
なかなか骨太なサウンドですねぇ!
何度か聞いたことありますが、ブリタニーさんの歌声、独特な味がありますよね♪
by haku (2012-07-07 12:37)
>たいちさん様
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
声帯が太いという事は、首も太いという事で...自然、体格もよろしい
という事でしょうか?
>DEBDYLAN様
キレよりもコク重視の極上麦酒です^^
>haku様
そうなんです!迫力だけでなく滲みる味がありますよね^^
by つむじかぜ (2012-07-08 02:41)
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by 토토사이트 (2023-09-11 15:07)