タイ・ベトナム旅行 前編 [ざれごと写真日記]
お盆休み期間しか長期の休暇が取れない私に合わせ、今年も女房が探してきました『激安ツアー』
夕刻近くに、漸くハノイ市街地に到着。
「タイ・ベトナム 2ヶ国周遊 スペシャル6日間」お一人様@79,800円
お盆時期の海外ツアーといえば、サラリーマンの足元を見た高額商品が相場であるが、酷暑の日本から更に猛暑の東南アジアに挑む物好きには、大変ありがたい価格設定でございます。
日程を確認すると、実質4泊5日の自由時間皆無の拘束・強行スケジュール。
団体行動の苦手なわがまま夫婦としては、この類いのツアーを申し込んだ事は今まで無いのだが、この値段には逆らえません。NEX-5&α700の重装備で行くぜぇ〜
◎1日目〜ハノイ編
という事で、成田空港から「ベトナム航空」利用で約5時間半、現地時間午後2時頃ハノイ空港に到着。
気温は東京とさほど変わらないが、湿度が90% いきなりサウナ状態である。
現地ガイドの誘導のまま、総勢27名のツアーメンバーは大型バスに吸い込まれていく。
ここから、さらに4時間かけて世界遺産「ハロン湾」に向かう。
ハノイの町並みを観る事も無く、高速道路を使い郊外に出た後は、バスは延々と田舎道を走り続ける。
日本の田園風景と変わらない
バイクで何でも運ぶお国柄〜ニワトリをごっそり運ぶお嬢さんとすれ違う
所々で村落が散見され、街道沿いに商店が軒を連ねるが、さすがに「長〜いよぉ〜」と、飽きてきた処でトイレ休憩となった。(まだ道のり半分じゃ)
休憩場所は予想通り土産物屋。食事も観光もしないのにいきなり土産物攻撃とは、恐るべし団体ツアー
しかし、こんな簡単なトラップに嵌る客もいるもので、女性陣中心に店内は盛り上がっている。
呆れ果てた私は、そそくさとバスに戻るが、隣の席の女房がなかなか帰ってこない。
「好い物を見つけたわよぉ〜」と時間ギリギリに戻った妻の片手にはビニール袋が・・・
『我妻よお前もか』
2時間後に到着したのがハロン湾近くの夕食会場。すでに日没。
客は我々グループのみの殺風景な海鮮料理屋で、「それなり」の食事を済ませて本日の宿泊先・Halong Spring Hotelにチェックイン。
乗り物疲れで少々不機嫌な私をよそに、妻はご機嫌。
「今日買ったサンダルを、明日履いてみよう〜」などと宣いながら、私よりも先に寝息を立てるのであった。
本日の奥様のお買い上げ
今日は移動日だと割り切ろう。明日からが本番だぜ
◎2日目〜ハノイ編
「ハロン湾クルーズ」である。
早朝、小雨まじりの怪しい空模様ながら、湾内の船着き場から観光船に乗り込む。我々のみのチャーター船だ。
湾内には100隻近くの観光船がひしめいており、しかもすべて同型の木造船の為、中世の海軍の出航なような異様な雰囲気を醸し出す。
一つの大きな島に上陸。
その島の内部には、幻想的な鍾乳洞の世界があった
鍾乳洞を抜けると、小雨も上がり、青空が顔を出し始める。
島々の姿が先程とは一変して見えてくる。
小舟が近づいて来たかと思いきや、果物売りの少年
昼食は船内での海鮮料理(生け簀の中の好みの海産物を調理)
私達はワタリガニとシャコをリクエスト
腹ごしらえも完了し、幽遠なるハロン湾を後にする。
昨日通った道を引き返し、ハノイ市内を目指す。また4時間の行程だ。
2時間後、トイレタイム・・・また、土産物屋にバスは飲み込まれて行く。
昨日経験済みであり、今回は妻が大きな土産袋を抱えてきても驚かない心の準備はできていた。
ツアーメンバーの多くは、手軽な菓子売場に群がっていたが、しかし、我が女房の姿だけが、そこには見えない
いやな予感がする
彼女は遠く離れた服飾売場にいた・・・
サラリと市内観光です。
一柱寺
ホーチミン廊
ハノイ市街は、さきほどのハロン湾の幽谷とは比べ物にならない喧噪さである。
噂には聞いていたが「バイクが多い〜いや多過ぎる」のだ。
ここから夕食会場に移動。
ここも「それなり」の味の中華料理店であった。(美味ではないが、不味くもない)
そして市内中心に位置するSaigon Hotelにチェックイン。
本日の行程はここでおしまいなのだが、急遽オプショナル・ツアーに参戦決定。
ハノイ伝統芸能である「水上人形劇」観賞である。
ご機嫌妻は、アオザイを着たまま私の提案に、素直に付いて参ります。
ホアンキエム湖そばのタンロン人形劇場で、1000年の歴史を持つこの伝統芸能を堪能する。
人形達のコミカルな動きに思わず笑い、伝統音楽の素朴な調べが心に滲み渡った。
想像より小さな舞台、左手に音楽隊
妻が私に似ていると笑い転げた人形
特に歌声が素晴しい
人形使いの中で美女発見!
土曜日の夜という事もあり、劇場を出るとホアンキエム湖周辺は若者・家族連れでごった返していた。しかも、ほとんどがバイクに乗って遊びに出て来る。2人乗り・3人乗りは当たり前状態
20代以下が総人口の4割を占めるという、老齢化ニッポンとは対照的な若年労働力が満ち溢れるベトナム。
とてつもない国家の潜在能力を垣間見た思いであった。
恐るべしベトナム
本日の奥様のお買い上げ
恐るべし我が妻
(^_^)ノ おかえりなさい!
エキゾチックでダイナミックで・・・ ^q^ ともかく 楽しいご旅行♪ なによりでしたね。
by Labyrinth (2011-08-19 01:57)
タイ・ベトナム方面、行ったことないですが、楽しそうですねぇ!
夏休みツアー、とっても羨ましいです♪
奥さまのサンダルも アオザイ?ドレスも、とっても素敵です!!
by haku (2011-08-19 06:49)
奥さん、ステキ♪
アオザイがとっても似合いますね。
スタイルもグーだし。ベトナム旅行、楽しんでられますね。
で、つむじ風さんに似ているってお人形、
アオザイを着た奥さんと並んだシーンが
想像出来ません。(⌒▽⌒)
by ぷーちゃん (2011-08-19 11:22)
>Labyrinth様
無事、帰還いたしました^^
戻れば東京も、昨日の暑さと今日の大雨。
日本も熱帯化が進んでいます!
by つむじかぜ (2011-08-19 22:07)
>haku様
残った年休を、意地でもこの夏に消化させてもらいました☆
女房のセンスの良さは自慢できますが、おだてると天まで登るので
要注意なんです^^;
by つむじかぜ (2011-08-19 22:15)
>ぷーちゃん様
妻も顔モザイクを取れば、結構、私と似合いのカップルなんですよ(^▽^;)
by つむじかぜ (2011-08-19 22:18)