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『野宮真貴〜ピチカートファイヴ』涼風の猥声 [〜私の歌姫〜]

アベノミクスで景気浮揚か? 日銀恫喝の奥の手を使ってまでの金融政策。旧来型の公共投資や金融緩和で、果たして2%ものインフレ目標なぞ達成可能なのか、???は尽きない。とにかく、参院選までの人気取りの掛け声先行の尻切れとんぼの政策にだけで終わって欲しくないものだ。要は具体的な成長戦略。規制緩和等の官僚・族議員どもの守旧派の壁を打ち破れるか、安倍政権の真価が問われる。

それにしても、昨年末からの円安・株高が一本調子で進む現状は、どことなく、90年代のバブルに向かって一直線の時代を彷彿させるのである。11週連続日経ダウ続伸は、なんと42年ぶりとか[exclamation&question] 

そう、夢の90年代そして夢が破れた90年代・・・この声質は、絶対に反則技だった[どんっ(衝撃)] 


FMから流れていたこの曲を偶然聴いて、私は一瞬でトロケてしまったのだった。
なんと色っぽい声〜だけど全くイヤラシくない〜甘さと爽やかさが同居したような声質に[かわいい] 
 
ピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)・・・1984年、4人のオリジナルメンバーで結成。何度かのメンバーチェンジを繰り返しながら、1990年に3代目ヴォーカリストとして「野宮真貴」を迎え、その後にスマッシュ・ヒットを連発、人気はうなぎ登りに。アメリカでもアルバム・デビューを果たし、ワールドツアーを敢行、世界的な評価を得るに到る。あのR・ストーンズのミック・ジャガーがピチカートのファンであると公言したのは有名な話である。1994年からは、オリジナルメンバーで唯一残った「小西康陽」と野宮真貴の二人のみのグループとして活動を続ける。類い稀なる小西のソングライティング能力と、これまた野宮の希有な美声との合体。また音楽性のみならずモデル体型の野宮を全面に押し出してのファッショナブルな演出は、コミカルな小西の個性ともども視覚面でも前例のない斬新さとなった。多くの洋楽要素を詰め込んだ所謂「渋谷系」サウンドの先駆者であり、その後のJ-POPや原宿系ファッションに強い影響を残したバンドでもある。
2001年解散。
 
それ以降、私は野宮真貴の虜。そしてピチカートを聴き込むごとに、小西の深い音楽性にも驚嘆するのであった。
 
これも私のお気に入りの1曲『悲しい歌』 
 悲しい詩を明るいアップテンポの曲調で綴るピチカートの真骨頂[exclamation×2]
 
 コーラス展開も異色、サビ部分もラストで一回のみ
ベースラインが素晴し過ぎ[もうやだ~(悲しい顔)](syrup16gで活躍したキタダマキの演奏)
 

当時放送のTV番組「ウゴウゴルーガ2号」のテーマソングにもなった名曲
「東京は夜の七時」も小西アレンジで別の味わいに[るんるん] 
 
 野宮の普段の話し言葉だけでも鳥肌が立ってしまうのです[あせあせ(飛び散る汗)]
特に「た行」の発音が美し〜い[わーい(嬉しい顔)]
 
音域は広くないし、音程も微妙。小西の作る曲が難し過ぎるのを考慮しても、所謂「ヘタウマ系」歌手の部類であろう。しかし、決してシャウトせず、常に「おしゃれ」に歌うスタイルと凡人には持てぬ柔らかい声質は、他のナニモノにも代え難い魅力なのである。 
 
当時のテレビ特番からの抜粋
 
 
無機質な「バービー人形」というよりオリエンタル風味を幾分湛えた「リカちゃん人形」に近い佇まい。ゆえに、この未知のキャラクターが、海外で人気を博したのも何となく理解できる。
とにかく、実際にお付き合いしたなら、正直、鼻持ちならない女性だったろうが、現在のニッポンでは絶滅危惧種に近いタイプだ。だからこそ昭和の男は、こんな女性との恋愛ゲームに憧れたりするのだ。
 
華やかなバブル期から世紀末への混沌とした東京を具現化したポップ&スタイリッシュ・アートの象徴であったグループ〜ピチカート・ファイヴは21世紀の到来と共に消えていく...「失われた10年」の到来と引き換えに。
 
さぁ、今年は日本経済逆襲の元年だ[どんっ(衝撃)] 働いて、稼いで、もっと遊ぶぜ[exclamation×2]
 
今、「きみみたいにきれいな女の子」に出会って、耳元でその声で囁かれたら、オッチャンは一発で貢ぐぜ[揺れるハート] 
 
 
 
 
PIZZICATO FIVE JPN

PIZZICATO FIVE JPN

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/12/10
  • メディア: CD
 

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コメント 2

haku

ピチカートファイヴ、懐かしいですねぇ♪
なんだか心地よくなる歌声ですよね☆
そして、日本経済逆襲! 良い響きですなぁ ^m^
by haku (2013-02-02 09:30) 

つむじかぜ

>haku様
やっぱり、夢の見れる国でないと!
by つむじかぜ (2013-02-04 03:42) 

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