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谷川温泉行楽記with Nex-5 [ざれごと写真日記]

5月4・5日〜一泊二日にて群馬県谷川温泉に行って参りました。

5月3日が妻の誕生日という事もあり、今週のG・Wは愛妻罪滅ぼしキャンペーンに特化し、この旅行が最後の仕上げなのです[ひらめき]

いつものように昼近くの遅い出発。
多少の渋滞はあったが、関越道をひた走り、一気に谷川岳を目指します。
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当初は、「衝立岩」で有名な一の倉沢まで車で行く予定だったが、途中の道路が通行止め
今年は雪が多過ぎて除雪が遅れている為、開通していないのだった。
予定を変更し、左のベースプラザ「土合口駅」からロープウェイで「天神平」に向かう事にした。高山植物花盛りの時期には早いが、例年なら雪解け水に映える水芭蕉が美しく咲いているはずである。


ロープウェイに揺られる事15分。天神平駅到着[exclamation&question]
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まだ、スキー場営業中じゃんか・・・[ふらふら]
呆然と立ち尽くす夫婦であったが、気を取り直して、更にリフトを使って頂上近くを目指すことに。
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天神峠到着[exclamation&question]
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よく解らんが、取りあえず雪の壁に覆われた天満宮様でお参りさせていただく。
高山植物も水芭蕉にも会えなかったが、その代わりに「谷川連邦」の絶景が広がっていた。
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(NEX-5の得意技〜パノラマ撮影[グッド(上向き矢印)]クリックするとドーンと拡大します)

妻はこの光景が非常にお気に召したようで、岩山に坐りこんでスケッチを始めた。
もう20年近くスキーを滑っていないので、雄大な雪山の景色を眺めたのは本当に久しぶりだ。
肌を刺す冷えた空気を胸一杯に吸い込み、遥かに連なる山々の偉容を目の当たりにすると、体全体に英気が養ってくるようだ。

二人とも爽快な気分に浸りながらスキーマニア達と共に下山。そして今夜の宿泊地に向かう。
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『水上山荘』http://www.minakamisansou.co.jp/

私なりの基準〜「食事」と「風呂」重視〜で選んだ旅館。
建物自体は古く設備も旧式であるが、清掃が隅々まで行き届いているらしく、非常に清潔感溢れる佇まい。
従業員の方々には、「ベテランの接客係」というよりは自然な対応や言葉遣いからプロっぽくないおもてなし方が、大変心地良い。


風呂は当然、「源泉掛け流し」。
どうも日本人はこの言葉に弱く、加水式や循環濾過を格下に見る傾向が強い。
私は温泉博士でもないので実際の違いを体感できないが、幼少の頃から銭湯通いの筋金入りの風呂好き親爺としては、湯上がりが気持ちよければ、すべて良しである。
その点において、この温泉は最高に気持ち良かった[わーい(嬉しい顔)]
檜の湯船で温めの湯にじっくり浸かった後の、体の中からの火照りは申し分ない。

そしてお愉しみの夕食。
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「これでもか〜」の種類と量で圧倒する温泉旅館でよく見かける料理とは違います。
ちょっと不思議な和洋折衷懐石料理[レストラン]
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実は通常営業日は日本料理とフレンチの選択をできるらしいのだが、本日はG・W仕様献立なのだ。
これが結構新鮮な驚きの連続で、次に運ばれて来る皿を自然と期待してしまう。

箸が進むごとに、妻の杯も進む[がく~(落胆した顔)] 食前酒→生ビール→白ワイン→吟醸酒→(私の飲みかけの)白ワイン
私は食前酒で十分えぇ気分に陥る。

食後は展望ラウンジでアップル・ティー[喫茶店]のサービス[右斜め下]
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満腹夫婦はその後2度3度の入浴に向かい、ゆでダコ状態で爆睡するのであった・・・・

翌朝目覚めると、部屋から谷川岳の美しい姿が。
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昨晩あれほど食べたのに、しっかり朝食も戴き、昨日の展望ラウンジで珈琲を啜る。
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まるで貼付けたパノラマ・スクリーンのような景色

高級旅館にはない人の温もりと自家源泉への誇りは変わる事無く守りつつ、個人趣向の多様化にも順応する老舗旅館の姿に、非常に好感を持った。
今後も応援したい旅館である。

社長らしき男性に玄関先まで見送られ、気分良く谷川温泉郷を後にする。
振り返れば、遅い春の中で咲き乱れる桜の合間に谷川岳がくっきりと浮かび上がる。
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温泉街を散歩して、次の行き先は『玉原湿原』
尾瀬にまで足を伸ばせる距離ではあるが、生来の天の邪鬼は混雑を嫌う。
事前のリサーチにより、尾瀬ほどの規模はないが、地元では有名な湿原が近くにあるとい情報を入手済み。
カーナビ設定通りに細い山道を走り抜け、約50分で到着。
湿原入口のセンターハウス駐車場に車を置いて、遊歩道を歩くと・・・
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また、通行禁止じゃ[もうやだ~(悲しい顔)]

あまりにも悔しいのでロープの張ってないブナ林側をちょっとだけ歩く
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無理・・・これ以上は進めません。
センターハウスに戻り、食堂で昼飯のヤケ食い。(山菜天ぷらがサイコーに旨い!)
食堂のおばちゃんによれば、今年は雪が多過ぎて漸く明日に除雪車が遊歩道を整備するらしい。
タイミングの悪さを嘆きながら、唯一見学可能な水芭蕉群生地を散策。
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本来なら、玉原湿原ハイキングでゆっくり時間を費やせたのだが、このまま帰路に着くのはなんとも悔しい。

そこで、更にひとっ走りして群馬県が誇るナイアガラの滝『吹割の滝』見学に行く事とした。
お隣栃木県の「華厳の滝」はあまりにも有名だが、この「吹割の滝」も知る人ぞ知る名爆である。

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3年前の冬に、現地のお得意様に案内されて来た時は、一面凍結した氷の世界に感銘を受けたが、初夏の豊かな水量時のこの豪快さもまた素晴しい。

初めて訪れた妻は、水しぶきを受けながらスケッチに勤しんでいる。

今回の旅行を締めくくるにふさわしい絶景であった。

最後に、甘味王の私好みの土産を購入し、大渋滞の関越道を夫婦交代運転で5時間、家路に着くのでした。

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(左の「さくらの蜂蜜」は絶品でした!)

リサーチ不足により、計画していたハイキングがすべて通行止めという不運。
できれば高山植物が咲き乱れる夏場に、再度訪れてみたいと感じた今回の小旅行だった。

まぁ、そんなハプニング続きでも、ご機嫌の女房が隣にいるのがありがたや、ありがたや、である[わーい(嬉しい顔)]

おまけ
NEX-5の隠れた機能〜動画撮影に挑戦[映画]



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コメント 2

haku

愛妻罪滅ぼしキャンペーン♪
素晴らしいです!!!
相当罪を重ねて来たんでしょうか??www
by haku (2011-05-09 23:48) 

つむじかぜ

>haku様
熟年離婚におののく今日この頃・・・^^;
by つむじかぜ (2011-05-10 00:41) 

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