『100号記念』アメリカ女子プロレスの甘い誘惑 [キューティー・ブロンド病棟]
ブログ「向島のつむじ風」立ち上げ一年にして、今回でようやく100本目の記事投稿となりました。
実は2005年に気合いを入れて初めてブログなるものに挑戦したのですが、この時は約5年間で6本の記事更新という「熱しやすく冷めやすい」性格そのものの怠慢ブロガーでありました。
昨冬、心機一転して「のんびり自分のペースで綴ろう」と新ブログを作ったわけですが、まさかこれほどまめに更新できるとは、自分自身でも驚きです。
昔より仕事に余裕ができた(閑職〜)事と、それ以上にこんな稚拙ブログにも立ち寄って温かいコメントを戴ける方がいらっしゃる事が、ここまで続けられた理由だと思います。(ありがたや、ありがたや)
という事で、今号からカテゴリーを若干増やして、さらに「ひとりよがり度」を上げていきたいと思います。
今回は趣きが少々違います
まして女子プロレスなどはビューティ・ペアやクラッシュギャルズなども全く眼中になかった私なのであるが、2年ほど前、偶然見た米女子プロレスの映像にかつてない衝撃を受けてしまった。
私好みのブロンド娘がモンスターとおぼしきレスラーに無惨にも一発のパワーボムで狩られてしまった。
Awesome Kong(オーサム・コング)
全日本女子プロレスでは「アメージング・コング」名で活躍した圧倒的な破壊力を持つカリフォルニア出身の女子レスラー。
日本で経験を積み、パワー・テクニック・パフォーマンス3拍子を兼ね備えた悪役(ヒール)として、2007年アメリカマット界のTNAで衝撃デビューを飾る。
巨体をフルに活かした必殺技“Awesome Bomb”を喰らって立ち上がれる選手は皆無。
日本女子プロレス界と違い、TNAでは容姿抜群の美人レスラーが大半。その美女軍団がこの黒き野獣に木っ端微塵に粉砕される。
私の愛するブロンド・ヤンキー娘達が必殺オーサム・ボムで失神し、白いマットに転がる様は衝撃を通り過ぎて爽快でさえある。(悪趣味と蔑んで下さい)
その無敵の怪物に敢然と立ち向かうレスラーがいた(ブロンドではないのだが)
Gail KIm(ゲイル・キム)
韓国系カナダ人のTNAの看板レスラー。
容姿・実力兼備の上、闘争心むき出しのファイトに定評がある。
抜群の運動神経により繰り出されるトップロープからのドロップ・キックは芸術的でさえある。
初代TNAウーマンズ王座を勝ち取った彼女は、チャンピオンの誇りを賭けて、日本から突如現れた怪物と戦うのである。
プロレスを筋書きのある格闘ショーとする事に私は異論はない。
そのショーを極上のエンターテイメントに仕上げるには、それなりの役者が必要である。
それには、身体能力・表現力が拮抗した者同士でなければ成立しない。
猛獣が兎を狩る姿に観客が興味を示すのは最初だけで、そう何度も見せつけられては愉しいものではない。オーサム・コングの強さは常人離れしており、彼女と複数回シングル・マッチを組める実力ある選手は意外と少ないのだった。
往時の『アントニオ猪木VSアンドレ・ザ・ジャイアント』のように二人の5回のシングルマッチは、宿命の対決としてTNAの歴史に刻まれるのである。
初戦コングの圧倒的パワーに屈し、次戦はコングの反則によるノーコンテスト。そして3戦目奇跡の雪辱を果たす
(笑ってしまう見事な演出だちょっと長い試合ですが・・・)
(必見)復讐に燃えるコングとの通算4戦目のタイトルマッチは鳥肌が立つエンディング
3発のオーサム・ボムにより見事に散ったゲイルやられっぷりも美しい
何度跳ね返されても立ち向かう勇姿
(5度の対戦を収めた見事な編集です)
惚れた・・・超美形では決してないのだが、穢れなきファイティング・スピリッツが心を打つ。
珍しくブロンド以外の外国人に胸躍らせた私は、彼女の情報・映像を探しまくるのであった。
日本ではプロレスが一世を風靡したのは一昔前。今やTVでのプロレス中継は皆無に等しいし、ましてアメリカの女子プロレスの情報となればなおさらである。
2009年当時、直近の映像がなかなか見当たらず、どうもすでに引退をしていたらしいという事実を掴んだのだった。リアルタイムの彼女の勇姿を観る事は、ついに叶わぬ夢となった。
それ以降、女子プロレスへの興味は急激に薄れ、ゲイルへの想いも記憶の片隅に消えかけた。
そんな2011年・・・衝撃の出会いが在った
なんとスーパーモデル級のブロンド美女二人が戦っているではないか
コング戦とは比較にならない甘っちょろい試合展開なのだが、DDT一発で逆転勝ちしたフェロモン出しまくりの美女に私は釘付けとなった。
ほ・惚れた(またかいな・・・)
Maryse Ouellet(マリース・ウエレ)
WWE所属のフランス系カナダ人レスラー。
モデルからレスラーに転向。
第2代ディーヴァズ王者。
得意技はDDT。(別名フレンチ・キッス・・昏倒している相手に嫌らしく甘い息を吹きかける事から名付けられたらしい)
前述のTNAとは違うプロレス団体WWEは、かつてない選りすぐりの美女軍団を集めた所謂「DIVA ディーヴァ」路線を推し進め、人気を博していた。
そのDIVA軍団の中でも極SEXY度とDirtyな試合運びにより、特異な存在となっている。
確かに観客の反応からしてヒール(悪役)に近い評価だ。そしてしかも強い。
いかにも性格悪そうな振る舞いにブーイングの嵐・・・これが逆に私の脳髄を刺激して止まない。堪らない魅力だ。いやらし美しい〜私の理想のキューティー・ブロンド
すっかりゲイル・キムを忘れ、ブロンド病を再発させた私は「マリース」を追いかけるのであった。
お得意のカマキリ手の入場シーンとロープ越しに髪を振りかざす決めポーズだけで胸が高鳴る
そしてこの映像に辿り着く。(やはりブロンド同士の戦いは美しい〜それにしてもマリースはチャンピオンなのに人気がないなぁ〜)などと思っていたら・・・
な、なんとゲイル・キムが乱入
少々ふくよかになったゲイル姐さんは、TNA引退もつかの間、このWWEのマットに移籍・復帰したのであった
そしてこの私の愛すべき二人のDIVAがベルトを賭けて戦う事になるなんて・・・
ゲイル・キムのファイトは試合に自然と緊張感を醸し出す。ベテランの実力である。
その先輩ゲイルを「フレンチキッス」で粉砕するマリース。
悶絶〜もうオジサンはどっちを応援して良いのやら〜
グラビアモデルでも十分食っていけそうな美女達が、日夜死闘を繰り返す。いくらプロレス・ショーとはいえ、連日の興行に耐える彼女達の体力。華やかなマットの裏では、相当な鍛錬を積み重ねているはずである。
日本女子プロレスとは一線を画し、ショービジネスとしてのアメリカ・プロレス界に一日の長がある。
WWEの戦略に完全に嵌められた私は、DIVA達の熱い戦いにまたしても目が離せなくなってしまったのである。
さらに、2010年末にオーサム・コングもWWEに移籍したらしい情報が・・・
私のDIVA「マリース」が、オーサム・ボムを喰らう姿を想像しただけで、私は・・・私は・・・
ブロンド病も致命的な領域まで進行中
Tna: Knocked Out [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Tna Wrestling
- メディア: DVD
100記事達成、おめでとうございま~す!!
で、記念の記事、読み応え、見応え、ありますねぇ!!!
確かに今までのと趣が違いますね♪
いやぁ、さすがに米国の女子プロレス、
エンターテインメントとしてのレベルが日本とは違いますね!
ゲイル・キムさんもカッコおおですが、
ブロンド美女二人の戦い♪
普通に惚れてしまいます ^^;
by haku (2011-03-05 00:14)
100記事おめでとうございます!!
プロレスラーで普通にキレイなんて、
ココじゃ考えられないかもですね^^;
これからもキューティー・ブロンドの紹介楽しみにしてますね~♪
by DEBDYLAN (2011-03-05 19:48)
>haku様 DEBDYLAN様
いつも暖かいコメントをありがとうございます。
これからもダラダラと書き綴りますので、よろしくお願いします^^
by つむじかぜ (2011-03-06 00:31)
100号記念ですか!
わははは、こりゃもってこいの記事だね。
オーサム・コングって震え上がりそう。ぶるる。
だって、”お〜寒”じゃん。
失礼しました。m(u_u)m
by ぷーちゃん (2011-03-06 18:36)
>ぷーちゃん様
古今東西、「美女と野獣」は観る者の心をときめかせますな^^;
by つむじかぜ (2011-03-06 21:26)