「浅草〜酉の市」SONY NEX-5デビュー

滅多に行かないパチ屋で大勝ちしてしまい、「あぶく銭は所詮あぶく銭」という痛い経験から、今回は思い切って金があるうちにお買い物

SONY NEX-5

フイルム時代の私の愛すべき常用カメラは、Minolta α9とKonikaヘキサーRFだった。

この往年の名ブランドが合併し、コニカミノルタの誕生もつかの間、「あっという間に」カメラ部門をなんと『SONY』に譲渡！世界に冠たる電機メーカーが「αアルファ」の称号を引き継ぐ事になった。

押し寄せるデジタル時代に抗えず、旧ミノルタ・レンズを活かす為、α9とライカMレンズを叩き売り、SONY α700を購入したのが３年前。泣く泣く「今更、NikonやCanonに乗換えできんわ。ここまで来たらSONYと心中だわい」と誓ったのだった。

コンデジのRICOH GR DIGITALも年季が切れかかり、そろそろ一眼レフのサブ機が欲しいなぁ〜と思っていた処に、SONYが満を持しての新製品。アダプターを使えば、αレンズやなんとライカMレンズも装着可能、しかもマイクロフォーサースだと焦点距離が２倍になる処を1.5倍で使用できる。金に余裕があれば即購入だったが、この御時世。家庭内ボーナス闘争も妻に敗れ、指を加えているだけだったが、このチャンス！

買うしかない　アキバの激安店に駆け込み、ダブルレンズキットお買い上げ￥57,900也

たまたまこの日は、浅草の酉の市。試写も兼ねて、妻とお出かけ。（なんでカメラ買うお金を持ってんのよ〜みたいな妻の不審そうな目が恐かったが・・・）

ズームレンズを装着し、設定はあえて「おまかせモード」RAW保存。永年の習性の為、ファインダーを覗き込まないと写真を撮る気分になれないのだが、気侭にノーファインダー感覚でシャッターを切る事にしてみた。

カメラをへその上辺りに固定し、液晶画面を上向き、シャッターを親指で押すスタイルを早くも会得。なんか二眼カメラを操っている感じで、これが意外と楽しいのだ。

（色補正なし、ノートリミング、RAW→JPEGです）

こんな暗闇でも、オートでASA1600に設定してくれて手振れ無しで撮れる

混雑を避けて西の寺から参拝

羽子板市もそうだが、夜の方が情緒があっていいね

こちらが鷲（おおとり）神社

この不景気で熊手の売れ行き不振のようです

売れたらみんなで「よぉ〜」と手締めです。

石原一家売約済みの図

いやぁ〜結構気持ちいいカメラだ！バシバシ撮りたい気分にさせてくれる。

それにしても、慣れないカメラとはいえ下手な写真です

そして仕上げは、屋台のおでんで

初めて酉の市に来た妻は旨そうにビールを飲み干す・・・

どうせ俺は車だし・・

「玉（ぎょく）もう一個！」

我家のささやかな購入品（妻の趣味です）

￥3000也

（おでん代と同じ）

「来年はもっと景気が

　　良くなりますように！」