惜春〜飛騨の桜〜with Nex&α [ざれごと写真日記]
桜を追って、性懲りも無く、更に々々北上します。
名古屋から特急・普通列車を乗り継いで2時間半〜飛騨一ノ宮駅に到着。
鄙びた駅から目と鼻の先に、この桜の古木が遅い春を悠然とした姿で謳歌していた。
臥龍桜(がりゅうざくら)
龍が臥している姿に似ている為、こう命名された樹齢1,100年のエドヒガンの古木である。
2本の桜木が並んでいるように見えるが、一本の桜である。
昭和34年の伊勢湾台風時に、龍の首にあたる幹が折れたが、枯死するはずの頭部がそのまま根付き、今でも多くの花を咲かせる。樹木自身の生命力と地元の桜守達の熱い看護の賜物である。
今年最期になるであろう一本桜を堪能し、隣駅の高山に向かうつもりで時刻表を見ると、次の列車が3時間半後
いくらローカルの普通列車でも1時間に一本は運行しているだろうと云う考えが甘かった。慌てて、売店のお嬢さんに高山行きの路線バスがあるか確認する。こちらは1時間半後に近くのバス停から出発との事で、ブラブラと近隣を散策し、時間を潰す事とする。車を持たない単身赴任の哀しい処だが、逆にこの不便さが思わぬ出会いを生んだりするのが電車の旅行の愉しみでもある。
農家と思しき多くの民家の庭先で、色とりどりの花が咲き乱れている。
実は先日、中古カメラ店でミノルタ時代の古いマクロ100㍉レンズを衝動買いしてしまい、そのテスト撮影には絶好の被写体となった。
本格的なマクロ撮影の経験は無いので、これから勉強です。
ただ、三脚使用が苦手な無精な性格ですので、極めるのは困難と思いますが...
...と、ほとんど参拝者の居ない厳かな神社が眼に入る。
飛騨一宮水無神社
惣流飛鳥ラングレーが来たらしい
こんな風景も眺めながら、予定の路線バスに乗る。
高山市街。
北アルプスの玄関口、世界遺産白川郷の起点として、今や海外からも注目の観光地である。
「桜祭り」開催中と重なり、国内外の観光客で賑わっていました。
観光ポスターによく使われる中橋を望む景色
あまりにも腹減ったので、高山ラーメンで昼食
ここのスープは激ウマ
古い町並みを活かした商店街の混雑ぶりに嫌気がさして、敢えて裏通りを歩く。
江奈子川沿いの桜は、散り際の美しさを醸し出す。桜吹雪が町を覆う。
このまま、奥飛騨温泉でノンビリ一泊したい処だが、G・W前半での無駄な散財は避けたい。
なにせ、来週には東京宅の奥方が、名古屋に襲来予定なのである。
最後に国分寺の桜を愛でて、名古屋行きの特急に乗りました。
列車の待ち時間に、スイーツで体力補給はしたけれど...
良いところですね~
写真も素晴らしいです(^^)
by (。・_・。)2k (2014-04-29 03:29)
精力的に回られましたね~ ^^;
って、どれくらいの行動範囲なのか把握できてないのに、すみません (・・*)ゞ
お花もスイーツも素敵に写っています♪
ハニー旋風久々ですね~ ^^; たのしみにしてま~す♪
by Labyrinth (2014-04-29 16:39)
この目で実際に見たいものです。豪華な桜ですね。
by JUNKO (2014-04-29 21:40)
> (。・_・。)2k 様
2Kさんに云われると嬉しいなぁ〜
マクロの使い方を勉強させていただきます^^
by つむじかぜ (2014-05-01 00:36)
> Labyrinth 様
時間的には、東京〜大阪間を日帰りみたいな感じでした(-。−;)
来週は大変です、お楽しみに^^;
by つむじかぜ (2014-05-01 00:41)
> JUNKO 様
私は、20年ぶりに北海道の桜を観たいです^^
by つむじかぜ (2014-05-01 00:43)