『早春の渥美半島』with Nex & α

 

今年の冬は寒すぎる。

そして、名古屋の厳しさは想像以上だ。

まして、我が単身赴任宅の北向きの部屋の冷たさときたら...

 

若かりし頃に札幌に住んでいたが、体感温度は北の大地を上回る。

それは、加齢と独り身に拠る処が大きいと思われ、歳の割にはアクティブを自認する小生の皮下脂肪は、運動不足と寒さへの防衛本能のおかげで、着実に肥大化の一途を辿っている。

 

休日の過ごし方もアウトドアが減り、映画鑑賞が増えるのも悪くはないのだが、ストレスとコレステロールが徐々に蓄積され、愛しきSonyのカメラも埃をかぶっている。

桃の節句を過ぎても寒風吹き止まぬ中だが、ボチボチ行動開始であ〜る

 

起床一番思い切って、愛知県内でも交通の不便さで有名な「東三河・渥美半島」の春の訪れに触れて参りました。

 

名古屋から豊橋までJRで小一時間、ローカル線・豊橋鉄道渥美線に乗換えて終点の「三河田原」まで３０分。さらに半島の突端の「伊良湖」方面へ３０分ほどタクシーをとばす。

 

 

福江・免々川沿いで「菜の花・桜祭り」が開催されている。

 

 

お目当ての「河津桜」は残念ながら五分咲き程度

 

 

 

 「菜の花」は収穫前の満開状態

季節外れの「鯉のぼり」との取り合わせがユニーク

 

 

ここで昼食タイム。

夜はカラオケスナックのランチ営業店に飛び込む。

意外とメニューが豊富。ここは、ご当地食材満載の摩訶不思議な丼を注文だぁ。

 

「渥美半島めぐみ丼」

貝の旨煮・釜揚げしらす・あおさのり・野菜煮浸し・自家製チャーシュー・半熟卵

乙なお味でしたぁ〜

 

更に半島突端近くの「菜の花ガーデン」に向かう。

半島のいたるところに菜の花畑が散在しているが、「菜の花祭り」のメイン会場である此処が最大規模のようだ。

とにかく、黄・黄・黄の世界　菜種の柔らかい薫りが、早春の風に乗って会場一面を包み込む。

 

 

 

 

 

 

 

渥美半島の突端からなので早めに帰る事にする。しかし、三河田原駅行きのバスが１時間後。

「はっ」と気づく。船で知多半島に渡り、名鉄電車で名古屋に帰る方が、安くて早いのだ。

「伊良湖」と呼んでも湖ではありません。れっきとした「海」、目の前は宏大な「三河湾」が拡がる。

 

 

師崎〜伊良湖フェリーの廃止が先日発表されたのを思い出したが、本日は「河和」行きの高速船に乗る。

波が強く船の揺れも大きかったが、釣船で慣れっこの小生は快眠、快眠

 

 

 

まだまだ真冬並みの低気温の一日だったが、「春遠からじ」を感じる充実の小旅行となった。

 

本日の独り用土産

 八丁味噌仕立てのレトルトカレーと

どら焼きならぬ「あさり焼き」（醤油を含んだ餡子が美味）

 

万歩計は15,032ダイエット効果抜群だったはずなのだが...

いくら歩いても「愛知の濃い味」と「私の食い意地の汚さ」がそれを許さない

 

 
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コメント 8

そこはもう春爛漫って感じですねぇ♪
こちらも本当に早く春になって欲しいです　＾＾；
by haku (2014-03-09 12:45) 

目も鮮やかな色彩の世界にクラクラしています。こちらにおすそ分けして欲しいです。
by JUNKO (2014-03-09 22:28) 

＞ haku 様
いやぁ〜見た目は春爛漫ですけど、こちらも木更津なみに寒いっすよ〜^^;
by つむじかぜ (2014-03-10 01:09) 

＞ JUNKO 様
札幌の冬は長いですよね。
白銀ならまだしも、あの灰色の世界には私も辟易したものでした。
だからこそ、春の訪れの嬉しさは一際でした^^
by つむじかぜ (2014-03-10 01:18) 

ちょ～春ですね（＾＾）
こちらも待ち遠しいです

by (。・_・。)２ｋ (2014-03-10 01:25) 

黄色は幸せな気分になれますね～♪ ＾＾；　あ～ 身も心もあったか～い♪
今年もお時間が許す限り、どうぞ良い旅をっ　ｄ(＾▽＾)
by Labyrinth (2014-03-10 01:32) 

＞ (。・_・。)２ｋ様
もう目の前に来ているんですけどねぇ〜
素直に寄り添って来ない女性みたいな春です(￣ー+￣)
by つむじかぜ (2014-03-10 23:27) 

＞ Labyrinth 様
「幸せの黄色い〜」ですものね^^
気温が上がってくれば行動開始です！
なんか冬眠から覚めた熊みたいですが(・・;)
by つむじかぜ (2014-03-10 23:31)