『プロメテウス 2D版』&『アベンジャーズ 2D版』 [上映中飲食禁止じゃ!]
ハリウッドのド派手な大作を2作続けての鑑賞です
監督:リドリー・スコット
脚本:ジョン・スペイツ デイモン・リンデロフ
製作総指揮:マイケル・コスティガン
撮影監督:ダリウス・ウォルスキー
美術:アーサー・マックス
音楽:マイク・ストライデンフェルト
キャスト:ノオミ・ラパス
マイケル・ファスベンダー ガイ・ピアース
イドリス・エルバ シャーリーズ・セロン
ローガン・マーシャル=グリーン
ケイト・ディッキー レイフ・スポール
エジプトやマヤ、メソポタミアなどの古代遺跡の壁画から、共通するサインが見つかる。発展した時代も場所も異なるこれら古代遺跡で見つかったサインを、考古学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)は人類を創造した知的生命体からの招待状ではないかと分析する。人類の起源の謎を解くため、エリザベスや恋人ホロウェイ、女性監督官ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)、精巧なアンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)ら17名は巨大企業ウェイランド・コーポレーションが建造を手がけた宇宙船プロメテウス号に乗り込み、未踏の惑星を目指して出航する。2093年、目的の惑星にたどり着いた一行は、砂漠に広がる明らかに人の手により造られた遺跡を見つけ、その奥へと足を踏み入れる。しかしその惑星では地球の科学では計り知れない異常な出来事が次々と起こり、脅威となって彼らに襲いかかる...(goo映画より)
2D版での鑑賞。
リドリー・スコット監督、大好きです
「エイリアン」「ブレードランナー」など初期のSF作より、中期以降の男気溢れる「グラディエーター」「ブラックホーク・ダウン」や隠れた名作「テレマ&ルイーズ」が、大のお気に入り
とは云いながらも、リドリー監督久々のSF大作ならば、観に行かない訳が無い。
前宣伝から「人類の起源」に迫る神をも畏れぬ作品ではないかと思い込んでいたが、序盤から「既視感」が付いて回る。セクシー度より筋肉度が勝るノオミ・ラパスが主役と知り、デヴィッドが人造人間と判明すれば、これは完全に「エイリアン」のリプリー(シガニー・ウィーバー)とアンドロイドの生き写しだと、確信に至る。
「エイリアン(1979)」
「人類創造」ではなく「エイリアン創世記」と思うと、一気に気楽な鑑賞となる。中盤からは、何となくラストも読めてくる展開で、「最後には彼女(ナオミ・ラパス)しか生き残らんわなぁ」と決めつけ、興味は自然とメレディス女史役のシャーリーズ・セロンの動向一点になっていく。
オープニングの腕立て伏せにドキドキ
冷徹な親会社の役員役
宇宙服も似合います
若干、シャーリーズの出番が少ないかなぁ〜と思いつつも、圧倒的な映像に引き込まれていく。
未知の惑星と生物を緻密かつ壮大に描き、あたかも現実に存在しているが如くのリアリティ 絶賛です
「この作品こそ3D版で観るべきだった」と、途中から後悔するほどであった。
ストーリーの方は私の想定範囲内で展開し、やはり最後まで残ったのはエリザベス(ノオミ・ラパス)と首だけアンドロイドという終盤。
逆に私の想定外の出来事は、「エイリアン」第一号の出現方法とシャーリーズの最期。
「スノーホワイト」での魔の女王役では、鬼気迫る演技で実質的には主役だった彼女が、今作ではあんなにあっけない散り方をするなんて・・・シャーリーズが可哀想だぁ
ノオミ・ラパスの熱演は評価するのだが...
いっその事、配役が入れ替わってシャーリーズがこんな格好で
バトルを繰り広げたら、小生は悶絶死したであろう作品でした
リドリー・スコットは、苦みばしったラッセル・クロウ辺りが暴れまくる『男のドラマ』を作らせたら天下一品で私の趣向にピッタリなのだが、どうも美人女優の扱いは不得意のようだ。シガニー・ウィーバー(エイリアン)にしろデミ・ムーア(G.I.ジェーン)今作のノオミにしても、男を超越した生命力ある女性を強く描く傾向があるようだ。
男は熱く迸り、女は優しく微笑んでほしいなぁ〜せめて映画の世界だけでも...と思うのです。
続いては、同じく豪華なSFアクションの大作。
国際平和維持組織シールドの基地で四次元キューブが制御不能に陥る事故が発生。それにより現れた邪神ロキは、キューブを強奪。地球侵略の危機が迫る中、シールド長官のニック・フューリーはヒーローを集め、“アベンジャーズ“を結成することを決心する...(ぴあ映画生活より)
監督・脚本:ジョス・ウェドン
キャスト:スーパーヒーロー一杯
これぞ、娯楽の殿堂
何も考えず、ただストーリー展開に身を任せるのみで味わうハリウッド・エンターテイメントの極致。
原作アメコミの由来も知らなければ、続々と登場するスーパーヒーロー達のうち、劇場で拝見したのは神の子「ソー」だけという無知なオッチャンでも十分楽しめる内容であった。
「アイアンマン」は出張中のホテルで一度見たきりだし、「超人ハルク」は30年前のテレビドラマ以来の再会、「キャプテン・アメリカ」に至っては、名前は知っていたが「この時代錯誤の筋肉男は何者やねん?」という状態。
「ホークアイ」と「ブラックウィドウ」は無論、初見で「普通の人間やんか?」なのである。
それでも、胸躍り爽快な気分に浸れたのは、ピンで主役を張るヒーロー達が、各々の個性を遺憾なく発揮し、一致団結して「悪」を倒すという極めて解りやすいストーリーと、彼らの活躍を見事に表現した先端映像技術の賜物に拠る。
昨年観た『マイティ・ソー』のエンドクレジット後に、ソーの弟ロキが復讐誓う思わせぶりなシーンがあったのだが、『マイティ・ソーPART2』ではなく、この作品に繋がるとは恐れ入りました
ヒーロー達の個性が明確に描かれ、オリジナルを知らない観客も楽しめる演出になっている。
ナルシシズム溢れる「アイアンマン」と正直一直線の「キャプテン・アメリカ」との性格の不一致からの仲違いは笑えるし、必死に怪物君になるまいと我慢する「ハルク」が愛しい。
勝手に地球を守ると決めた神の子「ソー」の独りよがりも素敵だ。(昔の恋人ナタリー・ポートマンの写真が一瞬映し出されるご愛嬌シーンも)
この超人達と比べると能力的には分が悪いのだが、二人の元暗殺者が「普通の人間でも、ここまで頑張れるわよぉ」と、気を吐く。
「ホークアイ」と「ブラックウィドウ」
今回はご自慢のブロンドを封印、赤毛のスカーレット・ヨハンソン
この豊満な肉体が黒革に包まれると・・・
この美しいヒップ 堪りません〜
そして、何気に美しかったコビー・スマルダーズ
キルスティン・ダンストと見間違えたグウィネス・パルトロー(唯一のブロンド)
結構、歳いってますが素敵な色気
どうしても女優陣に目が奪われがちな小生ではありますが、伝説のヒーロー達を十把一絡げで壮大な娯楽作に仕上げてしまうアメリカ魂に拍手を送りたい
因に、私が考えるジャパニーズ・アベンジャーズ(私のヒーロー)は...
キャプテン・アメリカ〜星飛雄馬
アイアンマン〜仮面ライダー
ソー〜デビルマン
ハルク〜ゲゲゲの鬼太郎
ホークアイ〜ゴルゴ13
ブラック・ウィドウ〜あずみ
嗚呼〜夢のコラボじゃ
こういうSF、大好きです♪
でも、めっきり映画館に足を運ばなくなってしまいました orz
木更津にもシネコン出来ないかなぁ ^^;
by haku (2012-09-06 18:14)
美ヒップ、たまんないっす!! ^^
by DEBDYLAN (2012-09-06 20:17)
こんばんは。シャーリーズ・セロンは最初、エリザベス役のオファーを受けてやりたかったけれど、スケジュールの重なる先約があって泣く泣く断ったんだそうです。
…で、その後、先約の方のスケジュールが延びて残念がってたら、「エリザベスは決まったけれど、もうひとつキミにピッタリな役があるんだけど…」という再オファーがあったとのこと。
つむじかぜさん、悶絶死♪を免れて良かったですね!
(シャーリーズ・セロンのエリザベス、観てみたかったなぁ...)
by 怪しい探麺隊 (2012-09-06 22:07)
私もリドリースコット大好き。
テルマ&ルイーズもイイよね。
若き日のブラッドピットも出てたよね。
またDVDでも見よっかな。
by ぷーちゃん (2012-09-06 23:37)
>haku様
スケールの大きいSFは、やっぱり映画館が素敵ですよぉ^^
>DEBDYLAN様
「胸は無くても良いケツしてる」が理想なんです(・・;)
>怪しい探麺隊様
そんな裏話があったんですかぁ〜
シャリーズ・エリザベスなら確実に逝ってました(・Θ・;)
>ぷーちゃん様
若き日のブラピの小悪党役も痺れるラストシーンも最高の映画ですよね!!!
by つむじかぜ (2012-09-07 01:27)
話題の作品をハイペースで観てらっしゃって・・・羨ましい限り。。(^^)
by KEI (2012-09-07 02:59)
つむじかぜ さん的ユニークな視点は、ここでも素敵です♪ (^m^)
コビー・スマルダーズ って人だったんだ!? 知的美人でしたね。
スカーレット・ヨハンソンがムチムチ過ぎたので? スレンダーな彼女が気になりました。
それにしても、この二本はまたじっくり味わいたいと思う魅力的な作品ですね~♪
by Labyrinth (2012-09-07 17:48)
>KEI様
これはやっぱり、単身赴任の気楽さからですね^;
>Labyrinth様
ムチムチも無理矢理に革スーツに押し込むとムフフになる典型でした(^▽^;)
by つむじかぜ (2012-09-09 00:37)
こんにちは。
>私が考えるジャパニーズ・アベンジャーズ(私のヒーロー)は...
最高です しかし、星飛雄馬はどうかな~? w
by たんたんたぬき (2012-10-03 10:06)
>たんたんたぬき様
ご訪問&nice!をありがとうございます。
う〜ん、星君のバカ正直一筋とかぶったもので・・・
大リーグボールで敵は、倒せないかな(・・;)
by つむじかぜ (2012-10-04 01:57)