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『ハーモニー 心をつなぐ歌』 [上映中飲食禁止じゃ!]



監督・脚本:カン・テギュ
キャスト:キム・ユンジン ナ・ムニ カン・イェウォン チョン・スヨン イ・ダヒ パク・ジュンミョン
     チャン・ヨンナム
製作:ユン・ジェギュン
音楽:シン・イギョン

新春からグショグショ[もうやだ~(悲しい顔)]になりたい方に超おすすめ[exclamation]

現在の邦画には見られない韓国お得意のベタベタなお涙頂戴ドラマである。

細かな設定・演出や口パクの歌唱など、粗を探せばきりがないのだが、「これでもか、これでもか」という位に、涙腺を刺激するシーンがてんこ盛りで、さすがに私も季節外れの花粉症状態を味わせてもらいました。

その立役者は女優陣の素晴しさに尽きる。
何と言っても、私の好みのタイプが続出なのでしかたがございません[ハートたち(複数ハート)]

韓国TVドラマは、「冬ソナ」と「ファン・ジニ」しか観た事が無く、韓流スターに特別に嵌っている訳ではない。
が、何故に隣国の女優陣はこれほど魅力的なのであろうか[どんっ(衝撃)]

キム・ユンジン
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彼女だけは見覚えあり。
「シュリ」での衝撃デビューから12年。
血まみれの美少女も、「柔らかさと逞しさ」を兼ね備えた大人のオンナとして魅力もスケール・アップ。
子を想う母の心の葛藤を、見事に演じた!(若い頃の中村江里子アナに似ているかも)

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カン・イェウォン
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一瞬、「MEGUMI」かと思ってしまった。
義父殺しにより心を閉ざした女性が、徐々に自己を再生していく様を演じた。
素顔は目茶苦茶あどけない上に、爆乳のようです。
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イ・ダヒ
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一瞬、「石原さとみ」かと思った。
女囚想いの優しい看守役。
感情に流されやすい優柔不断な姿を可愛く演じた。これ又、爆乳です。
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チャン・ヨンナム
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他の出演者と比べると年増ですが、私が一番心弾かれる女性のタイプですね。
規律に厳しい看守長役。
冷徹さを装いながら、実は非情に情にもろい女性を演じた。
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チョン・スヨン
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今作の大穴。アバズレ女囚役。(松嶋尚美かと思った)
元プロレスラー役のパク・ジュンミョンと共に、コミカルな演技に徹したが、「よ〜く」観るとこれがまた「いい〜オンナ」なんです。
役者魂を見せつけられた想いです。百面相の演技派!
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、女優紹介ばかりになりましたが、肝心のストーリーを超カンタンに要約すると・・・

DV夫の暴力に耐えかね、身重の体で亭主を殺してしまったジョンヘ(キム・ユンジン)。
女子刑務所内で服役中に出産した長男ミヌと過ごせる期間は僅か18ヶ月の規則。

或る日、慰問合唱団の歌声に感銘を受けた彼女は、刑務所内で合唱団を結成する。
生来の音痴を克服し、息子と暮らす最後の日を拍手喝采で迎えるのだった。

ここで息子を養子に出す場面で一発目の涙腺刺激。

4年後。合唱団としての実力を認められた彼女達は、ソウルの合唱コンクールに特別招待される事となる。
離ればなれとなっている家族や恋人を観客席に迎え、彼女達は聖女のようなハーモニーを披露するのであった。

女囚ひとりひとりの最愛の人との再会場面が、2発・3発・4発と胸を焦がらせ、最後にジョンヘの息子との言葉なき抱擁にトドメを刺されてしまう。

「いやぁ〜ハッピーエンドでよろしい、よろしい」と目頭を抑えながら余韻に浸っていると、まだ続きがあった。

罪と罰。加害者と被害者。
単なる囚人達とその家族の微笑ましいドラマとして終わらせないエンディングが待ち受けている。

「贖罪」という意味を、改めて叩き付けられ、最期は嗚咽をもってのエンド・クレジットとなる。

家族の絆と贖罪という重いテーマを、喜怒哀楽を豊かに表現する韓国美女軍団の熱演をもって清々しく描いた佳作である。
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サムライJAPAN〜アジア杯優勝おめでとう[exclamation×2]
準決勝の韓国戦は、いつまでも記憶に残る「ドーハの感動劇」だった。
ファイナルの決勝ゴールが李忠成選手というのも、隣国との因縁を感じる。
これからもアジアの同胞として韓国とは、競い合っていきたいものだ。女性の美しさも[わーい(嬉しい顔)]

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コメント 2

haku

本当ですねぇ^^
似てますねぇww
韓国ドラマはたまに見ると、今の日本のドラマのように、
妙にこねくりまわした感じが無くストレートなんで、
懐かしい素朴な味わいがありますね。
映画もそうなんでしょうね^^
by haku (2011-01-30 16:34) 

つむじかぜ

>haku様
「冬ソナ」などは70年代の山口百恵の赤いシリーズを思い起しました。
古き良き時代への哀愁を、日本のおじさん、おばさんは今の韓国ドラマに垣間見るのでしょうね。
by つむじかぜ (2011-01-31 01:32) 

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