『マドンナ』 in London Olympic [キューティー・ブロンド病棟]
17日間のロンドンオリンピックの幕が閉じられた。
時差8時間の熱戦は、熱波にうだる日の丸サラリーマンに極度の寝不足と極上の清涼剤を与えてくれた。
後半戦は、お盆休みとはいえ、全米プロゴルフの中継と重なり、ほぼ昼夜逆転の日々
男子柔道の不調で幕を開けた日の丸ジャパンも、終わってみれば史上最高のメダル数を獲得
特に今大会で目を惹いたのは、今まで苦戦を強いられた競技で「史上初」「何十年ぶり」の栄冠を手にした事だ。
今の日本の若者たちは素晴しい
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称された経済大国の栄華から二十数年。
活躍選手のほとんどは、バブル崩壊以降に生まれた、所謂「成功を知らない世代」なのである。
過去の栄光などに拘らず、常に高い極みに挑戦し続けた彼らの勇姿に、これからの日本のあるべき姿と重ね合わせたのは、私だけではなかろう。
いまや「世界のジュードー」なのに、独りよがりのお家芸に縛られて自滅した「日本柔道」。これは選手の力不足ではなく、「成功体験」を持つ世代の指導者や取り巻きOBの問題である。だって、国民のほとんどは日本柔道に過度の期待をする者など誰もいないのだから。
現実を見つめ、自己の立ち位置を認識し、そこから無限の可能性を信じ、飽くなき挑戦を続ける。バブルを知らない日本の若者は、それを出来る力を持つ。頼もしいではないか。我々オジサン族は、下手に進むべき道を示すより、逞しい彼らが伸び伸びと戦える環境を作るべきだ...と思うのです。それはスポーツのみならず仕事や勉学にも通じる。
開催国イギリスは、大英帝国の栄光から滑り墜ちて何世紀。しかし、いまだに英国の世界に与える影響は、単なる経済力の強さ以上のものだ。ブリティッシュロック好きの小生であるから、思い入れが強すぎるかもしれないが、歴史と伝統を下敷きに、自己のアイデンティティを更に磨き世界に発信する姿は、同じ島国として格好の見本である。
国力とは、経済とか軍事だけでは語れない。閉会式で、次々と出演するイギリス出身の新旧アーチストを眺め、歓喜と共に少々嫉妬を感じた小生でした。
しかしながら、この閉会式に登場したイギリスの至宝達を、TVの前の全世界の人々はどれだけ知っているのだろうか?
(それにしても、某国営放送(NHK)のアナウンサーの無知ぶりには閉口したが...もう少し、このパフォーマンスを多くの人々に説明する義務があるはずだが、ほとんど競技の思い出話に浸っていた)
ニック・メイソン(ピンクフロイド)、マイク・ラザフォード(ジェネシス)達による「Wish You Were Here」の演奏と共に、綱渡り男が人形に火を点けるシーンの意味は、よほどのプログレ好きでないと理解できないけど。
モンティ・パイソンのエリック・アイドルの偉大さを知る人は、日本にはいないのかぁ〜
そして、ブリティッシュ・ロックの心髄は、やっぱりQueenよりThe Whoなのであ〜る
と、個人的にはブリティッシュ・ロック伝道師達のパフォーマンスを十分愉しめた閉会式でありました。
閉会式で流れた「Wish You Were Here」をギルモア師匠の演奏で...
と、いう事で唐突に、今大会での『超個人的マドンナ・ランキング』です
もちろん全競技を観戦した訳ではないので、あくまで自分の目でググッときたアスリート達限定です。
6位入賞 ワレリア・ジョロボワ(レスリング58㌔・ロシア)当然ブロンド
先のW杯で吉田沙保里の58連勝を止めた当時は無名の19歳の選手。
今大会準決勝で二人の再戦となり、吉田が雪辱。3位決定戦でも敗れ、メダル獲得ならず
闘志溢れる試合運びと愛らしい素顔のギャップ。攻められると泣きそうな表情になる処が胸キュンキュン
5位入賞 オリガ・サラドゥハ(三段跳び・ウクライナ)
跳躍競技は、日本の活躍選手が皆無の為、TV中継が圧倒的に少なかった。楽しみにしていた走り高跳び決勝も、同時刻にやり投げと重複して、日本の映像はディーン君ばかりを映し続けていた。
不思議とジャンプ系には私好みの美女が多い。中学時代に陸上部(短距離走)在籍の小生には、憧れの先輩がいて、彼女はハイジャンプの選手だったという個人的思い込みが強いのは確か。跳躍を得意とする選手は、基本的にはスリム体型、足長、貧乳が多い。まさに私のツボなのである。
そんな中、リアル映像ではないが、後日発見したこの美女にドキッ まさに理想のブロンド・アスリート
三段跳び銅メダリスト
生映像で見たかった...
4位入賞 アリソン・フェリックス(短距離走・アメリカ)ブロンドではないが...
200m予選スタート前の立ち姿にドキッ 女豹のように走る美しき肢体にKOです。
正直、黒人選手に食指が動く事は皆無なのだが、彼女の肉体は芸術である。
銅メダル ルイーザ・ネシブ(サッカー・フランス)染めブロンドですが...
私は結構一途なのである。昨年W杯で見初めて以来、ずっと注目の選手。ジダンと同じアルジェリア系移民の血を引く。
女子サッカーの進歩は目覚ましく、巧くて速い選手は推挙に暇が無い。しかし、彼女のように独特の「間」をとったボールキープ力とパスセンスを持つ者は、女子サッカー界には他に見当たらない。(日本男子にも存在しない)
そして、この美貌 なでしこ戦では、フランスチーム自体のコンディションが低く、中盤の彼女の個性を活かせる展開が少なく残念だった。(せめてPKは彼女に蹴らせたかった)
いつまで現役を続けるかわからないが、私はずっと彼女を追いかけるつもりだ。
銀メダル ソン・ヨンジェ(新体操・韓国)
新体操は、まずオリンピック以外では観戦する事は無い。そして今大会で見つけた東洋一のマドンナが彼女だ。
個人総合決勝ではクラブでのミスが響き、僅かにメダルに届かず5位入賞。
しかし、入場するや会場全体が七色に彩られるような彼女の醸し出す華は、五輪連覇の女王カナエワのカリスマ性をも凌ぐ。
東洋人らしからぬ見事なプロポーションは、欧州選手のようなギスギス感を伴わず、女性本来の柔らかみとオトナの女になる手前の未熟な清涼感を同居させている。笑顔を絶やさない小気味好い演技と抜群の柔軟な体躯。そして、演技後の愛くるしい表情。
素顔は、まだまだ幼さが残る19歳の少女だが、新体操界についに東洋期待の新星が現れた。
金メダル やっぱりこの極上の笑顔だ 好きな女性のタイプ云々ではございません
日本選手の活躍著しい今大会の中でも、屈指の名勝負は、女子バレーボール準々決勝の中国戦と、女子卓球団体準決勝シンガポール戦での愛ちゃんの第一試合、そしてこのバドミントン決勝戦だ。手に汗握り、胸が熱くなり、自然と涙腺が緩んでしまった。
無気力試合による失格者続出の中、常に全力投球の藤井・垣岩ペアは、この騒動の恩恵にも預かり、見事に決勝進出。日本バドミントン界に初のメダルをもたらす快挙を成した。残るはメダルの色であったが、多くの識者は、対戦相手の強豪中国ペアに勝てる可能性を語る者はなかった。多分、本人達もボロ負け覚悟で最期の試合に臨んだに違いない。
案の定、第1ゲームは瞬く間に中国側の圧勝に終わる。しかし、第2ゲーム。緊張気味だったペアに、いつも通りの笑顔が戻って来る。そこから互角のシーソーゲーム。中国ペアの目の色も変わる。ゲームはもつれにもつれ、中国のマッチポイントを2度跳ね返す日本チームに、場内の観客から総立ちの大喝采。そんな究極の緊張感の中でも、日本ペアは笑顔を絶やす事無く、お互いを励まし合い、自らを鼓舞する姿が非常に印象的であった。
ついに力尽き、狂喜乱舞の中国ペアを横目に、彼女達は笑顔のままで抱き合うのだった。お互いへの感謝の気持ちと、この最高の舞台に立てた喜びを素直に表していた。負けて潔し。オリンピックの肥大化・プロ化が進む中、スポーツの楽しさ、アマチュア競技の原点を、彼女達の満面の笑顔に感じるのであった。
『敗者は決して歴史に残らない』と云われる。しかし、藤井・垣岩ペアの笑顔は一生、私の記憶から消える事はないだろう。
長々と綴りましたが、長文ついでに締めくくりは、閉会式のオオトリ「The Who」の若かりし頃の勇姿を!
これぞ、ブリティッシュ・ハード・ロックの原点や
夏の暑さをぶっ飛ばせ小生お気に入りの「Summertime Bluse」
デビュー直後の映像〜口パクはミエミエだが、後半は本気印
コミックバンドではないはずだが...キース・ムーンとピート・タウンゼントはやっぱり凄くて変だ
ついに、なでしこVSマドモアゼル [キューティー・ブロンド病棟]
五輪女子サッカー準決勝の日本の対戦相手はフランスに決定した
佐々木監督の「2位狙い作戦」発言が物議をかもし、準々決勝のブラジル戦ではフィジカルに勝る相手の猛攻に耐えに耐えての終わってみれば余裕の勝利。「W杯チャンピオンなでしこ」の勝負強さを印象づけた。
監督発言は、次戦の遠隔地への強行移動を嫌ったのが理由だが、もう一つの訳は、「フランス」と早い段階で戦いたくないからである。
FIFAランキング6位のフランスではあるが、五輪直前の日本を完封した練習試合を見れば、このマドモアゼル軍団は、アメリカに並ぶ金メダル候補の一角であるのは間違いない。
なでしこに匹敵する組織力とアメリカ並のスピードは、チームバランスとしては、今大会随一である。
予選で、アメリカから瞬く間に2点を奪い(その後4点取られ逆転負けだったが)、格下・北朝鮮とはいえ5点を叩き出した破壊力は、なでしこジャパンにできる芸当ではない。
そのフランス代表チームの中核となるのが、前回W杯で私を虜にしたMF14番「Louisa Necib(ルイザ・ネシブ)」である(http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/2011-07-18-1)。
美しいドリブルと卓越したボールキープ力、そして圧巻のキラー・パス
フランス国内では「Female・ジダン」と賞賛される人気選手なのである。
代表チームでは14番、クラブチーム「リヨン」では10番を付ける
華麗なプレー、均整のとれたボディ、美しい横顔、強い目力、たなびくブロンド...堪りません
このネシブ率いるフランスとなでしこジャパンの決戦
個人的には、今ロンドン・オリンピックでの最大・垂涎の対戦カード実現となったのである
高い総合力を誇るフランスチームに危惧されるのは、マドモアゼル特有の「おしとやかさ」。予選アメリカ戦のように、一気に追いつかれるとズルズルと後退をしてしまった精神的脆さ。その点、なでしこジャパンの「乙女魂」の勝負根性は、誰もが知るように世界一である。
母国を応援するのは当然ながら、ネシブの美技に魅了されつつ、大熱戦を期待する小生である
唯一残念なのは、今大会ではネシブが「金髪染め」で無い事だ
そちらのお愉しみは、控え選手ではあるが背番号3の「Laure Boulleau(ローラ・ブルー)」の出場を待つしかなさそうである。
ええなぁ〜
ネシブさん、出来れば準決勝までにブロンドに染め直して下さい
『CARRIE UNDERWOOD』 [キューティー・ブロンド病棟]
またまたジャケ買いなのだが、しっかり試聴してでの購入なのです
- アーティスト:CARRIE UNDERWOOD
- 出版社/メーカー: Arista
- 発売日: 2012/05/01
- メディア: CD
ほんまに美しいブロンドでございます
顔立ち・スタイルは、実は私の本線ではないのですが、この煌めく黄金の髪と胸に響く強い歌声にヤラレてしまいました
キャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)
「アメリカン・アイドル」という米での人気オーディション番組で約10万人から勝ち抜いたシンデレラ・ガール。
日本で云うところの「アイドル」とは意味合いが違い、まさに「才能」〜カントリーの申し子〜ともいうべき美声の持ち主を当番組は発掘したのである。
こじんまりとしたファースト・オーディションの様子
決勝戦ではハートの「Alone」を熱唱
オクラホマ州出身の29歳。インディアン部族の末裔である彼女は、アメリカン・アイドル4代目チャンピオンとして華麗なデビューを飾り、2007年グラミー賞新人賞を受賞、いまやアメリカを代表するカントリーミュージシャンなのである。
パワフルだが耳に痛くないハイトーン。絞り出すシャウトには、きらびやかというよりも土と汗の香りを仄かに感じさせる心地良さがある。ネイティブ・アメリカンの血が成せる技なのか、 彼女の歌声には、見せかけではない命の滾りがある。
オリジナルアルバム3作目の本作は、カントリーを基調としながらも更に洗練されたPOP&ROCKな仕上がり。
アルバムタイトル曲「Blown Away」
楽曲自体は、私の趣向からは少々外れるのだが、この声質にはそれを補って余りある魅力を感じざるを得ない。
もう1人のブロンド・カントリー娘「テイラー・スウィフト」と並び注目の歌姫なのである
ところで、冷静になってネイティブ・アメリカンでも金髪はあり得るのかと悩んでいる今日この頃ですが...
それにしても「アメリカン・アイドル」に類似する日本のオーディション番組と言えば、山口百恵を生み出した遥か昔の「スター誕生」と、タイプは違うが、たま・BJCを世に送り出した「イカ天」を思い起こす。
確かに、この頃の日本のテレビには華があった
現在のテレビ局も、苦しい台所事情は解るが、お笑い芸人・タレント集めての身内同士のくだらない番組ばかり作らんで、視聴者目線で皆が胸躍る企画のバラエティを製作してもらいたいものだと、民放の惨状を嘆く、この10年ははぼNHKしか見ないつむじかぜなのでした
もう1人のテイラー『Taylor Momsen』 [キューティー・ブロンド病棟]
1年前に観た絶品映画『キック・アス』のエンドクレジット時に流れたヘヴィメタ曲「Make Me Wanna Die」に聴き惚れてミュージックビデオを探していたら出会ったブロンド歌姫。
必殺!黒網タイツこの脚線美に悩殺されました
Taylor Momsen(テイラー・モンセン)・・・セントルイス出身のな・なんと18歳(我家の長女より若い)
3歳の頃から女優、モデル...そして今はThe Pretty Reckless(プリティ・レックレス)のヴォーカリスト。
モデル・俳優業の時は清楚なブロンド美少女
しかし、Pretty recklessのメンバーになると・・・
淫靡なゾンビ顔のボンテージ美女に変身
同じテイラーでも真逆の個性を持つふたり。
前回紹介した「テイラー・スウィフト」が「太陽」ならモンセンは『月』である。
元々、Pretty recklessのグラム風ヘヴィメタ・サウンドが壺に入った上に、彼女の妖艶な姿に身も心も蕩けたのであるが、彼女のヴォーカリストとしての実力もハンパではない事に気付かされる。彼女自身が話すように、元々から音楽を演りたかったそうで、実は女優業には興味が薄いらしい。すでに8歳の頃から曲を書いていたという。
女優業で鍛えたパフォーマンスがライブで活かされるのは当然ながら、声が素晴しいのだ。
女性ヴォーカリストには珍しく「中低音」のコントロールが見事。高音シャウトも決して耳に痛い叫び声にはならず、抑え込む歌唱法である。
彼女からイメージされる「死者(ゾンビ)の嘆き」をまさに体現しているといっても過言ではない。
熱狂のステージ見よ、この脚線美
うぅ、左脇のホクロがぁ〜
バンド自体の実力も高く、特にベン・フィリップスの造り出すギターのうねりが、Pretty recklessの暗く重いサウンドの中核を成している。その爆音に溶け込むモンセンのダーク・ハスキー・ヴォイス。彼女が、女優業の傍らの興味本位でバンド結成に至った訳でない事が、このステージを観れば納得できる。
モンセン&ベンのアコースティック・デュオも、趣は異なるが二人のポテンシャルの高さを物語る。
モンセンの抑え込む語尾の余韻の美しさ。的確なブレスと落ちない声量(若さだ!)そしてクールな表情。
痺れます
Pretty recklessのデビューアルバム。全曲、モンセンの書き下ろし。
国内版には3曲ボーナス・トラックが収められており、こちらがおすすめです
やはり、目でも愉しみたいのでライブDVDの発売を強く望む小生である
私の幼少期の記憶に残る「チェリーボム」のランナウェイズの悩殺力を軽く凌駕した
若干18歳
これからの変貌・活躍が大いに期待される
異色のブロンド・脚線美歌姫の登場である
◎おまけ
モンセンの女優としての出世作となったアメリカTVドラマ「ゴシップガール」から・・・
オッサンにはどうしてもステージ上の彼女と同一人物には見えないのである。オンナは恐い
「テイラー・スウィフト」 [キューティー・ブロンド病棟]
今年初のジャケ買い
テイラー・スウィフト(Taylor Swift)〜米・ペンシルバニア州出身の22歳。
一昨年、史上最年少でグラミー賞4冠に輝いたシンデレラ・ガールである事は勿論承知していたのだが、当時はアメリカのアイドルタレントではないかと勝手に決め込み、ほとんど食指が動かなかった。
しかし、先日CDショップに並ぶこのジャケットを見るや「おぉ〜いい女。ギターも弾けるのかぁ〜」と軽い興奮を覚えて即、購入
昨年のワールドツアーを収めたライブ盤であり、DVDとセットの内容だった。
このDVDのステージが抜群に素晴しい〜一発で彼女の虜となりました
煌めくブロンド髪
真紅の唇
ターコイズの瞳
細すぎず太すぎず〜美しい脚線
カントリーを基調とした爽やかなロック・ナンバーの数々。ほとんどが彼女の手によるオリジナルだ。
全く嫌みを感じさせない柔らかくかつパワフルな美声が会場内をこだまする。とてつもなく音域が広い訳ではなく、人間が一番心地良いと感じるような中高音とクリアな発音が胸に沁みる。私の好きな声質
何気にバンド・メンバーも巧い。ツィンギターが完全ロックしているし、ドラムも見事。バックコーラスの黒髪と赤毛美女(ヴァイオリン・アコギも)が、これまたテイラーと好対称を成して絵になっている。
特筆なのは、ステージ構成の演出の凄さ。「ヘアスプレー」を彷彿させる60年代ミュージカル仕立てを基本に、タップダンス・クラシックバレエ・シルクドソレイユ並の空中アトラクションの連続。テイラーは場面ごとに、衣装と髪型を替え、或る時は脚線を露にブロンドを振り乱し熱唱、或る時はバンジョー片手に陽気に歌い、また或る時はアコギをつま弾きながらしっとりと語る。この構成もすべて彼女のプロヂュースなのだから驚きである。
この天才ブロンド・プリンセスは、圧巻の2時間のパフォーマンスを一片の綻びもなく演じ切るのだ
ライブDVDで、ここまで感銘を受けたステージは正直、小生は初めてである
1年前に彼女を真剣に聴いていれば、昨年の来日コンサートも絶対に足を運んだに間違いないのが、悔やまれる。
20歳時の演奏「Fearless」(バンドメンバーも現在と同じようだ)
夜中おっさん独りで、熱中かぶりつき状態でDVDを観ていたら、背中に殺気
振り返ると、立ちすくんだ女房が云う「アンタ、この娘いいじゃない 日本に来たら一緒に行こうか」
嗚呼、クークスに次ぐ音楽趣味の一致 「お前にもこの良さが判るのかぁ〜」亭主、二重の感激の夜
何故か我が国が誇るSMAPとの共演
(正直、格が違い過ぎるなぁ)
またひとりの愛しのブロンド歌姫誕生の幸福を噛み締め、真夜中に密林連続ポチリの親爺でした
Sahara Smith〜テキサス・ブロンド歌姫との邂逅 [キューティー・ブロンド病棟]
「The Real Thing」
My Favorite guitaristであるMarc Ribotの参加アルバムを探していたら、また見つけてしまった...
Sahara Smith(サハラ・スミス)〜テキサス州オースティン生まれの23歳のシンガーソングライター。
デビューアルバムである。
まず、赤みがかったストロベリー・ブロンドが、私の目を釘付けにする
そしてこのスリムなスタイル PVでの、そそるボディコン姿に一発KOされてしまった
しかも、容姿はともかく“声”が聴く者の心を離さない
絶唱も無ければ、ハイトーンを響かせる訳でもない。
あくまでも自然な声質は、アメリカ南部の土の香りを残しながらも、爽やかにウエット&ドライ。
まるでウィルキンソンの辛口ジンジャエールみたいに、辛みの中にしっかり甘さを残し、飲み心地爽快
超個人的感覚では、SとTの発音がとてつもなく耳心地が良いのである。
楽曲群も南部特有のコテコテ・カントリーとは一線を画し、洗練されたカントリー・ブルース。
シンプルな楽器構成から生み出されるリズムは、あくまでも影を引きずり、随所に現れるいぶし銀ギターの輝きが、曲全体に緊張感を醸し出す。(マーク・リボーは12曲中6曲参加)(日本盤はボーナストラック+2曲のようです)
そして、彼女が歌うと、南部の無骨な子守唄が、都会の男達を魅了する成熟したララバイに変貌する。
彼女の声に一目惚れのT・ボーン・バレット御大が全面支援の当アルバムは、ボーン軍団の一流セッション・ミュージシャン(Marc Ribot含む)のサポートにより、Sahara Smithの才能を200%開花させた作品となった。
アルバム全体の完成度も申し分無く、この日本の暑さでジトッとした体を、サラリとした汗に変えてしまうアメリカ南部特有のタイトさで、まさに気分爽快となる絶妙のアンサンブル。(とにかくMarcのギターの渋いこと)
テキサスの土埃が、N.Yの一流ミュージシャンの手により、都会を駆け巡る涼風となった。
オリジナルメンバーのみによる素顔の彼女達の演奏も、さりげなく深みを感じさせる出来映えだ。
「Are You Lonely」
こんな女性にあの素敵な声で耳元に囁かれたら.....暫くは彼女に病み付きになりそうである
おまけ
実はMarc Ribotは現在来日中
しかし、本日の富士ロックも8/4のクラブ・クアトロも仕事の為に行けないのだぁ〜
JAZZ、ROCK、LATIN、COUNTRYなんでもござれの変幻自在の彼は、今回は「偽キューバ軍団」を引き連れての真夏の極東でのキューバン・ミュージック全開のご様子
こんな感じの変態プレイのはずなのだが...
生で聴きたいよぉ〜
Marc Ribot Y Los Cubanos Postizos
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1998/06/05
- メディア: CD
『KHARMA』電撃...........アメリカ女子プロレス事情第3弾 [キューティー・ブロンド病棟]
先日、KHARAMA(=Awesome Kong)のWWEマット移籍デビューを知り、独り盛り上がっておりました。
その後も彼女の動向を知るべく彷徨っていたら、不可解な映像を発見
垂涎のDIVA軍団そろい踏み〜4×4の華麗なタッグマッチ開始〜と思いきや、またもKHARMA乱入
リング上は凍り付く
すでに彼女の餌食となったMARYSE、EVE、Bella Twinsは震え上がり、TNA時代の好敵手・GAIL KIMは闘志を燃やす
そして、執拗に狙われているKELLY KELLYの運命は如何に 新たなる惨劇の始まりかぁ〜
・・・しかし、リング中央に崩れ落ちたKHARMAは、なんと無言のまま涙を流し尽くすのみである
一体これは?何なんだ、何なんだ、何なんだ〜
その謎が解けた翌週の映像
私の中学生以下の英語力と変態並みの想像力により要約すると・・・
KHARMA「あたいは、小さい頃から2つの夢があってさ、一つはWWEのスーパースターになるってこと。でもこの顔と体じゃ、いきなりDIVAは無理ってんで、遠くニッポンに行かされて、戦って戦って鍛えられてレスリングマスターとして、こうしてやっとこの場に立てるようにようになったんさ。夢が叶ったんだよ!
もう一つの夢は、笑うんじゃねぇぞ、母親になる事さ。実はあたいのお腹の中には赤ちゃんがいるんだよ。ふたつめの夢も叶ったんさ。だから、この子の為に、しばらく戦う事ができねぇんだ。でも、あたいは必ずこのリングに帰ってくるよ」
BELLA TWINS入場「あんた、本当に妊娠なの。想像妊娠じゃないの?単なるデブかと思ったわよ」「しょせん、あんたがDIVAに入ろうなんてのが、大きな勘違い。」「デブデブ、百貫デブ〜おまえのママはでべそ〜」
KHARMA「これでもう一つ夢が出来たよ。一年後、アンタらがこのリングに残っている事を願ってるよ、ふっふっふっ・・・」
なんとKHARMAは、WWE移籍一ヶ月にして産休宣言
あの残虐なるDIVA狩りが暫く観られないのは残念でならない(悪趣味ですみません)
KELLY KELLYとの決着もGAIL KIMとの再戦も、来年に持ち越しだ。(二人が現役を続けている事を期待)
とにかく、元気な赤ちゃんを産んで、このリングに戻ってくる事を願うばかりだ
あなたは、女子プロレス界で数少ない真の「レスラー」なのだから
KHARAMA復帰まで暫くは、目の保養としてDIVA達の美しき戦いを追いかけるしかなさそうだ・・・・
それにしても、この赤ちゃんの父親の正体って.......想像するだけでもうなされる
おまけ
では、梅雨の蒸し暑さを吹き飛ばす、DIVA6人による珍しい「ビキニマッチ」をお届けします
私好みのDIVAが総出演です(MARYSE,GAIL KIM,KELLY KELLY,ALICIA FOX)たまりません
DIVA正規軍(大将KELLYお嬢様)VS 悪女隊(ボスMARYSE姐さん)
ブロンド・茶髪・黒髪入り乱れての真夏の夜の夢
特殊加工のビキニ水着と思われる^^;
おまけのオマケ(笑えます)
KHARMA(アメージング・コング)つらいニッポン修業時代
スウェーデンのブロンド歌姫『Lisa』 [キューティー・ブロンド病棟]
久々にブロンド・ジャケ買い・・・
- アーティスト:LISA
- 出版社/メーカー: スパイス・オブ・ライフ
- 発売日: 2011/04/20
- メディア: CD
01. Ain't Givin' Up / エイント・ギヴィン・アップ
02. Hot N Cold / ホット&コールド
03. No Maybe / 明日晴れるかな
04. I Will Wait For You / シェルブールの雨傘
05. Truly / トゥルーリー
06. Best Of Me / ベスト・オブ・ミー
07. No Breaking Point / ノー・ブレイキング・ポイント
08. Tear Of Love / 現代東京奇譚
09. Don't Think Twice / ドント・シンク・トゥワイス
10. We Just Met / こんな僕でよかったら
11. Let's Get It On / レッツ・ゲット・イット・オン
12. Over The Rainbow / 虹の彼方に
13. Lady Til The End Of Time / レディ・ティル・ジ・エンド・オブ・タイム
1曲目から、きたぁ〜
Ain't Givin' Up
小気味良いリズムに乗せて、私好みの柔らかい歌声が駆け巡る。
爽やかだけど味のある〜まるで早朝のちょっと濃いめのカフェオレみたいな〜Voice
SとTの発音がキツ過ぎないのが◎ す〜っと気持ちの中に入ってくる。
楽曲群も多彩。冒頭のような軽いPop-TuneからJazzフィーリング溢れるナンバー、軽いボサノバ、しっとり聴かせるバラードまで、彼女の歌唱力を引き立たせる見事な構成になっている。
しかも、なんと③⑥⑩曲目は、桑田佳祐のカヴァーである。
サポート・ミュージシャンの高い演奏技術と洒落たアレンジで、なんとも気分爽快なアルバムだ
リーサ(Lisa Lovbrand)
スウェーデン出身の女優兼歌手。
歌手業は、自身でレーベルを立ち上げ、今作が3枚目のオリジナルアルバムだ。しかし、オール桑田佳祐カバー曲集の2枚目は日本のみ、今作も自国スウェーデン・韓国・日本での限定発売のようだ。
ゆえに、欧米では、ほぼ無名の存在と云ってもおかしくない。
彼女が、我が国・日本及び桑田先生にご執心な理由は定かではないが、こんな素敵なSingerが、欧米では三流女優のままの評価というのも不思議でならない。
だって、こんなにそそられる歌手は今時少ないですもの
NET上の情報・映像も極めて少なく、これはどう見ても、将来値上がり確実なブロンド歌姫である
遂に来た〜Aweson Kong・WWEに来襲〜米女子プロレス事情第2弾 [キューティー・ブロンド病棟]
遂に来るべき日が訪れた......
Maryse VS Kelly Kelly・・・ブロンド美女同士の好カードの幕が切って落とされたはずが.....
嗚呼〜愛しの私の..私の...マリースが.....でも、痺れるっ〜
TNAマット界を席巻した破壊屋レスラー「Aweson Kong」がWWEに移籍、衝撃のデビューを飾った。
しかも、最初のImplant Busterの血祭りに挙げられた犠牲者が、私のDIVAであるマリースとは・・・
リングネームを『KHARMA』に替えた殺戮重戦車は、その後DIVA達の試合に次々と乱入し、一匹づつ妖精を狩っていくのであった
Kelly Kellyの相棒EVeも無惨に・・・
Bella Twinsの攻撃をいとも簡単に跳ね返し....
いまだ正式な試合には出場せず、DIVA達の美しき戦いに乱入するパターンが続いている。
しかもほとんどがKelly Kellyの登場する試合ばかりである。
この意図は・・・正式な情報も資料もなく、あくまでも私の推論ではあるが・・・
どうやら、黒き魔物はこのブロンド美人・Kelly Kellyにご執心のようなのである。畏れおののく彼女の姿を愛でて、お愉しみは最期にとっておくがごとく、今の所は手を出さないのではないか?可愛いペットを少しずついたぶる事に歓びを感じる変質者のように。
WWEが脚色する「KHARMA」デビューも、なかなか乙なものである。
DIVA軍団一の健康美を誇る正統派美人レスラー・・・・Kelly Kelly(ケリー・ケリー)
悪魔に付け狙われた彼女の運命は如何に・・・という展開にブロンド病の小生は、またまた胸を躍らせるのであった
そして何よりも今後の展開の最大の愉しみは、TNA時代からの宿敵Gail Kim(ゲイル・キム)とのシングル・マッチである(その訳はhttp://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/2011-02-27で)
最新のGail Kimの映像から
やはり彼女のfightは心地良い
『ティア・レオーニ』天使のくれた微笑み [キューティー・ブロンド病棟]
Téa Leoni ティア・レオーニ〜1966年生まれ。イタリア系アメリカ人。知名度はそこそこながら、大ブレイクまでは到らなかった女優さんである。が、私は彼女の不思議な魅力にゾッコンなのである。
彼女との最初の出会いは大作「ディープ・インパクト」(1998年)
1999年直前の世紀末ブームという当時の世相を反映した話題作だった。興行的には、ほぼ同時期に公開された同系の アルマゲドン [DVD] のベタベタお涙頂戴パターンに大きく水を開けられた結果となったが、個人的には、こちらの作品の方が遥かに好感度は高い。(ブルース・ウィリスより断然ロバート・デュバル)
当時無名に近かった彼女が、主人公の知的なジャーナリスト役として大抜擢
父親との確執に悩む娘と気丈な女性記者の両面を見事に演じた。
しかし、この作品ではクールさが際立ち過ぎて「綺麗な女優さんだな」位の印象だった。
彼女との再会は「ジュラシック・パークⅢ」(2001年)
ジュラシック・パークIII 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: DVD
消息不明の息子を捜しに「恐竜ランド」に潜入する果敢な母親役。
「強烈な個性を主張しないのが彼女の個性」にぴったりの役どころで、多くの男性登場人物の中にはいっても、「オンナ」が目立たない。ちょっと不思議な魅力に注目だった。
そして、劇場で観賞したこの2作品の間に出演していた作品を後日DVDで観て、完全に彼女の虜になった
(原題)「The Family Man」(2000年)
天使のくれた時間 【VALUE PRICE 1500円】 [DVD]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: DVD
将来を誓い合った若き恋人同士〜ジャック(ニコラス・ケイジ)とケイト(ティア・レオーニ)であったが、彼の海外勤務を機に二人は別々の人生を歩む事になる。13年後のクリスマス・イヴ。マンハッタンの金融会社社長として大成功を収めたジャックが、翌朝目覚めると、ベッドの隣には遥か昔に別れたケイトの寝姿があった。なんと、その世界で彼は、小さなタイヤ販売会社で働く平凡な二児のパパとなっていた・・・
女子大生のロングヘアのティアもちょっと無理した感じたが、それ以上にすでに禿げ上っているニコラスがもっと笑えるのはご愛嬌
そして13年後、完全に主婦しているティアのオンナっぷりに衝撃
シャワールームで剽軽に踊っている彼女の姿〜私が抱えていた彼女のイメージを完全粉砕
ニコラスに夜のおねだりをするコケティッシュな演技にいたっては、脳天杭打即死状態
ブロンド・ショートヘアの彼女が繰り出す柔らかな微笑みが、私の全身をとろけさせる
「何て、きれいなんだ」ニコラスの台詞そのものだ。「ほ、惚れた」
髪型ひとつで、グッと色香も変化する不思議な女優だ
平凡な生活に違和感を感じ、なんとか元の世界に戻ろうともがくジャックだったが、いつしかケイトへの愛が蘇り、貧乏だが幸せな家族生活を謳歌しようとした矢先、目覚めるとそこは元のマンハッタンの高級マンションの一室だった。現実のケイトをようやく探し出すが、この時には、彼女はキャリアアップの為、パリに旅立つ寸前の敏腕弁護士となっていた。飛行機に今、乗り込もうとする彼女を、ジャックは必死に引き止めるのだった。あの13年前の逆の立場で・・・
ラブ・ファンタジーの隠れた傑作であると同時に、
「ティア・レオーニ」の魅力を200%全開させた究極の作品である。
その天使のような彼女が、更に全く異なる演技を魅せたB級傑作コメディーがこれだ
ジム・キャリーとの競演で、彼女のコメディアンヌとしての才覚が花開いた作品。
アメリカ有数のIT企業に勤めるディック(ジム・キャリー)は、昇進直前のエリート・サラリーマン。
郊外の庭付き一軒家、愛妻ジェーン(ティア・レオーニ)と一児に囲まれた幸せな生活は、未来永劫に続いていくはずだった。ところが或る日、会社の粉飾決算が明るみになり、株価は大暴落。オーナー社長は会社資産ごと海外に逃亡、一夜の内に倒産する。(あのエンロン事件が題材のようだ)
ディック家の資産であった自社株はすべて紙切れとなり、退職金も企業年金もゼロ。ディック家は突然、マイホームのローンだけが残る無一文となってしまう。
再就職はすべて失敗。家財を売り払い息を繋ぐが、ついに電気ガス水道も止められ、夫婦はついに強盗を計画するのだが・・・
作品自体はB級喜劇の域を出ない作りではあるが、主演二人の名演技により、洒落た痛快コメディに昇格。
最近はシリアスな役が増え芸風を拡げるジム・キャリーだが、この手の役柄を演らせたら天下一品、水を得た魚である。この名うてのコメディ俳優のボケな演技に見事に調和するツッコミを魅せたティア・レオーニ。「黙ってすましていれば美人なのに演ってる事は3枚目」という大いなるギャップが、ブロンド狂の私の心をくすぐる。
バッドボーイズ コレクターズ・エディション [DVD](1995年)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
マイケル・ベイの初監督作。ウィル・スミス、マーティン・ローレンス主演のC級アクション・ムービーです。
事件に巻き込まれるヤンチャな娘役で出演。29歳時のティオ。ミニスカートを履き、珍しく脚線美を披露。
但し、この作品では何故か「ブロンド」ではないので、私の評価は低い。
スパングリッシュ [DVD](2004年)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
アダム・サンドラー主演の粋なコメディ。
ティアは欲求不満な悪妻を好演。ひとりよがりの騎乗位シーンは笑えます!
一般的には、若き家政婦役の黒髪パス・ヴェガの美しさに軍配が挙がるようだが、やはり私は浮気性のブロンド人妻に想いを寄せてしまうのだ。
さよなら、さよならハリウッド [DVD](2002年)
- 出版社/メーカー: 日活
- メディア: DVD
ウッディ・アレン監督作。
巨匠の作品としては、中途半端なコメディと評価されても仕方ない内容か?
ティアの個性も活きていない演出ではあるが、「天使の〜」に次いで彼女の美貌を満喫できる作品だ。
オー!マイ・ゴースト スペシャル・エディション [DVD](2008年)
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: DVD
ハートフル・コメディの佳作。
熱心なミイラ研究家という役どころ。
相手役(リッキー・ジャーヴェイス)のとぼけた演技を、真面目な顔して受け流す彼女の面目躍如の演技が光る。
すでに40歳を越したが、たまに魅せる色香に私は痺れる。
所謂、大ヒット作には恵まれないが、近年はコメディアンヌとして独特の地位を確立しながらも、シリアスな作品にも顔を出し、常にいぶし銀的な演技を披露する名優の域に達してきている。されど多くの観客からは「顔は見たことあるが名前は知られない」女優としての地位も同時に確立してきている。
そして、多くの出演作の中でも「天使のくれた時間」でのケイト役は、やはり異次元別格的な美しさが際立つ
また、彼女の出演コメディを観ていると、何故か遥か昔の日本の伝説的TVコメディを思い起こしてしまうのだが・・・
そう、中原理恵だ
結論からすると、ティア・レオーニのような知的さと美貌を併せ持ちながらも、洒落たお馬鹿ができる女性が私の理想のタイプなのであ〜る(無論、ブロンドであれば完璧だが、国内生息は未確認の為、純国産の現在の妻に落ち着いているのが現実である)
おまけ
インタビューに応えるティアとジム・キャリー(笑えます)