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『ゲット・ラウド』 [上映中飲食禁止じゃ!]


監督:デイヴィス・グッゲンハイム 
製作:トーマス・タル  レスリー・チルコット ピーター・アフターマン

 キャスト:ジミー・ペイジ
   ジ・エッジ
       ジャック・ホワイト
     
[るんるん][るんるん][るんるん]『人生にはギターが必要だ』[るんるん][るんるん][るんるん]

ようやく観る事ができた[目]
僅か84席の新宿武蔵野館での最前列で堪能してまいりました。
ブログのカテゴリーとしては「映画」なのだが、本質的には完全に私の「ロック華」の作品である。

なんと云っても、この3人のギタリストですよぉ[exclamation×2]

70年代〜私のロック原点であるLed Zepplin
80年代〜学生時代に虜になったU2
21世紀〜後輩に勧めれて聴いてぶっ飛んだThe White Stripes

私の音楽履歴の節目を成すロック・バンドのリード・ギタリスト達が一堂に会しただけで鳥肌モノなのです[むかっ(怒り)]

作品は完全なドキュメンタリー・タッチ。
まず3人のギタリストが、少年期に音楽を志した思い出の地を巡る旅は、ロック親爺には堪らないシーンである。

ジミー・ペイジが14,5歳の頃の近所のスキッフル・バンドで演奏した貴重な映像〜なんて可愛い少年〜将来は科学者になりたかったそうで・・・
高校時代の学内のバンド募集の張り紙で結成されたU2の初期の演奏〜エッジのヘタクソなプレイ[exclamation&question]〜ここから36年間メンバーチェンジ無しですよぉ〜
も〜涙モノです[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]

そして上記のふたりに比べると若干思い入れが少ないジャック・ホワイトなのだが、デトロイトの貧民街で10人兄弟の末っ子として育った彼の音楽素養の蓄積には目を見張るものがあった。

音楽ルーツと「ギターの音」に対する拘りは三人三様であり、この比較がまた興味深い。
「Zepplin4」を録音した別荘で、新しい音響効果を発見したジミー・ペイジ
エフェクターとPCを駆使し、1曲ごとに違うギター音を創造するエッジ
古い壊れたようなギターを積極的に使いこなし、「自分の音」にしてしまうジャック

3世代ギタリストの軌跡を辿りながら映画後半は、この3人がギター片手に音楽談義という設定であり、映画の広告にある「奇跡のジャム・セッション」を過度に期待してはいけない。
されど、往年の名曲のサビ部分を3人がギターかき鳴らすシーンだけども私は幸せモード200%に突入。

たぶん、この心情を分かち合える観衆は、私と同世代であり、その上、執拗かつこよなくロックを愛し続けたオッサンしか存在しないかもしれない。
 
映画好きな方には理解不能な完全なコアなロック・ファン向けの音楽ドキュメンタリーだったが、個人的には、久しぶりにロックの熱き血潮を蘇らせてもらいました。
今、昔のギターを引っ張り出して「天国への階段」を弾いておりまする[わーい(嬉しい顔)]

「In My Time Of Dying」
人生にはギターは必要だ」

...という事で・・・
時代が新しい分、3人の中ではなじみが薄いジャック・ホワイトではあるが、コイツを改めて聴き直してみる。
やはり、ギター1本勝負なら、ジミ・ヘンドリックスと並ぶ特異のテクニックと精神性を併せ持つ孤高のギタリストに間違いない。
初めてWhite Stripesを聴いた時、Zepplinの再来かと思った。
ギターリフの重さが70年代Zeppサウンドを彷彿させるし、ヴォーカルが何気にロバート・プラントの声質に酷似。
 
 
おまけ
このジャック・ホワイトの妻がイギリス出身のスーパーモデル〜カレン・エルソンときたもんだから羨ましい[キスマーク]
昨年には、夫のプロデュースで歌手としても本格デビュー[ぴかぴか(新しい)]

[るんるん]これがまた結構イイ感じなんです[るんるん]

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