今さら「レッチリ」にハマる、 [〜ロックの神さん〜]
すっ裸が好きな連中なのである...
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ・・・言わずと知れた超ビッグメジャーバンドは1984年にデビュー。小生の社会人デビューと重なる訳だが、当時は彼らの音楽を全く聴かなかった。 洋楽ロックから少々離れていた時期の上に、小生の苦手なヒップホップ・ファンク系、しかも冒頭のようなド派手なライブパフォーマンスを知るにつれ、「耳障りなガキロック」のイメージを勝手に作り上げていたのだ。以降、バンドの人気はうなぎ登り、グラミー賞の常連からロックの殿堂入りともなったが、引き続き、真剣に彼らの音楽に向き合う事は無かった。
2016年5年ぶりに11枚目のアルバムを発表。
デビューから30年以上も経過すれば、「大人のロック」に変貌しているかな?と、勢い、購入してみたが、これが結構イイ感じなのである。
調子に乗って、昔の作品を2枚聴いてみると...更にイイ 完全に小生好みのミュージックなのだ
Dani California(2006年)
往年のロックスター達へのオマージュ映像が可笑しくも素晴らしい
真っ先に飛び込んでくるのは、「ギター」の凄さ。
クリーンなコード・カッテイング、ワウワウの効果的なリフからディストーションの効いた分厚い音圧、極め付けはジミヘンばりの歪んだギターソロ。それらが、すべて気持ちい「音」なのだ。単に巧いだけではなく、歌心が感じられるプレイに聴き惚れてしまう。
そして、切れのあるドラミング、BASSのビート感が何気に際立っているし、下手にシャウトしない「漢」のヴォーカルが潔い。イカツイ連中のくせしてやたらコーラスが美しい。
完璧なバンドじゃないかい〜一発で完全にハマりました
リアルタイムに彼らの真髄に触れられ無かった事を、大いに悔やんだ〜思い込みは禁物だなぁ〜
小生一押しのギタリストは「ジョン・フルシアンテ」。薬物過剰摂取で死亡したオリジナルメンバーのヒレル・スロヴァクの後任として1989年に加入した。1992年に一時脱退するも、1999年に復帰。2009年に再脱退と、目まぐるしいお兄ちゃんなのだが、彼が在籍中の作品が、RHCPの黄金期を作ったと言っても過言ではなかろう。
後から知る事になったが、彼のプレイに心酔するギター小僧が世界中に生息しているのだ。(小生も遅ればせながら仲間入り)しかも、ローリングストーンズ誌では《現代の3大ギタリスト》のひとりとして紹介されているのだ知らぬ間に...
動から静へ〜彼らの真骨頂をLIVEで!
By the Way & Scar Tissue(2003年)
超高等テクニックではないのだが、ジョンのリズム感とヴォイシングの素晴らしさ
ねぶた祭り並みに皆、跳ねてます〜何万人おるねん
ジョン在籍時の小生のおすすめアルバム3枚です〜
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1999/06/03
- メディア: CD
- 1992年脱退後、出戻りジョン復帰作。バンドとしても転換点となった1作だ。
- デビュー時からのファンキー一辺倒からメローな一面を魅せ、物議をかもす。
- だが、此処から後期RHCPの大ブレイクが始まるのだ。「Otherside」泣けます。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 2002/07/08
- メディア: CD
- ジョン・フルシアンテの弾きまくりが全面に押し出されている作品。
- ギターの音色の表情が飛躍的に豊かになっている。
- 7曲目の「Can't Stop」なんて、単音ピッキングの教科書だ。
- ギター小僧垂涎!
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 2006/05/09
- メディア: CD
- メンバーの有り余る才能が収まりきれず、2枚組〜捨て歌無しの28曲の大作。
- ジョン・フルシアンテの卒業作でもある。一聴すると冗漫な感じだが、聴きこむほどに味が出てくる
- 絶頂期の最高傑作。
往年のファンからは賛否両論の最新作も味があります〜ジョンが居ない分、ベースの存在感は半端ないです
この曲のギターソロのフレーズ、好きです
オリジナルメンバーの二人は50歳過ぎても裸がお好きなようです^^
嗚呼、無性にエレキギターが弾きたくなってきたぁ〜
タグ:ジョン・フルシアンテ
コメント 0