『女子ーズ』とBuono! [上映中飲食禁止じゃ!]
日本敗戦のショックから立ち直るため
こ〜んなアホらしい作品で...
本日は珍しくアイドルタレントネタです
監督・脚本:福田雄一
出演:桐谷美玲 藤井美菜 高畑充希 有村架純 山本美月
キャラクターデザイン:島本和彦
世界征服を企む邪悪な怪人たちに立ち向かうため、司令官チャールズが集めたのは5人の女子たち。なぜならそれぞれの名字に“色“が入っているから。不本意ながら戦隊“女子ーズ“となった少女たちだが、恋に仕事に美容にヤボ用と大忙しでなかなか揃わない。(ぴあ映画生活より)
別にヤケクソになった訳では無く、バラエティ界の奇才・福田雄一監督(「コドモ警察」「HK/変態仮面」)の新作に心惹かれての鑑賞なのだ。無論、小生はコスプレ好きでもなければアイドル・オタクでも断じてございません
今、旬と言われる若手美人女優揃い踏みらしい
世情に疎いこのオッチャンでも全員、面識アリだったので、看板に偽りなしである。
民放TVドラマを滅多に見ない小生だが、NHK朝ドラの有村架純(あまちゃん)、高畑充希(ごちそうさん)、先週の大河ドラマ・「官兵衛」で見事な最期を遂げた桐谷美玲は、記憶に新しい。山本美月は最近CMでやたら見かけるし、昔、甲子園のポスターに出ていた藤井美菜も覚えていた。
「女優」というより、まだ「タレント」イメージが強いこの5人の美女を、世界征服を目論む怪人達と戦う「正義の戦隊」に変身させた発想がユニークである。キャラクターデザインの島本和彦は、私と同じ「ウルトラマン」「仮面ライダー」世代。福田監督は、世代を超えたスーパーヒーロー達のイメージを遊び心一杯に取り込みながら、今時の「女子(ジョシ)」の姿を、軽いタッチで描いてみせた。
基本的な構成は、「仮面ライダー」+「ゴレンジャー」。これに「チャーリーズ・エンジェル」の風味が加わり、戦うアイドル「桃色クローバーZ」みたいな雰囲気を醸し出す。子供達が憧れた70年代ヒーローも、今や友達感覚のファイティング・アイドルにとって変わった世相を反映する。
主役は、大河ドラマ出演で頭一つ抜きん出た桐谷美玲。可愛いけど鼻につく男顔負けの仕事人間、真面目過ぎて協調性に欠けるが、実は寂しがり屋さんだ。彼女をリーダーとして、戦隊「女子ーズ」は、日夜、地球平和を守る為、仕事の合間に、怪人どもと死闘?を繰り広げる。
5女優の実力は紙一重で、その差はここまで来ると個人的な好き嫌いの範疇である。美人さんはヘルメット被っても美人さんで、とにかく昨今の売れ線女優は皆スリムなお人形さんタイプだ。色気ムンムンのファラ・フォーセットみたいなタイプは居ない。しがないオッチャンが選り好みするのは贅沢な話しだが、どの女優も自分の娘だったらサイコーという感じで、残念ながら愛人タイプは存在しない。唯一、イエローの高畑充希の女優としての存在感が、ひとり際立っていたように私は感じた。
今時女子は、上司に敬語を使わない。自分が興味の無い男性に対してはゴミ並みの扱いだ。
「女子ーズ」と司令官チャールズや怪人達とのやり取りは、絶滅した大和撫子を懐かしむオッチャン世代は、呆れて笑うしか無いのだ。美人女優達に「ウ◯コ」を連発させる脚本は、ギャグを超越してM的な趣向さえ感じてしまう
それでも、仕事に恋に一生懸命な麗しき彼女達は、まさしく今の素敵な日本女性の代表なのだ。ナンセンスギャグ満載の中で、今作はサラリと現代の世相を表現している処が憎い仕上がりとなっている。
「女子ーズ」の扱いに辟易するチャールズ(佐藤二朗)の苦々しい表情が、今の自分に重なったりして、冷や汗かきながら笑える作品だった。シネマの大画面で観る価値の是非は別にして、「こんな映画もあっていい」のだ
10年後、この5人の中から真の女優が生まれる事を心から望む。
(北川景子もデビュー作は「セーラームーン」だぜ)
◎おまけ
前述の通り「女子ーズ」は今やAKBと並んで空前の人気グループ「桃色クローバーZ」に重なるイメージが強いのだが、このタイプなら、へそ曲がりの小生のイチ押しはこのグループだ
ベリーズ仮面
3年程前、BS深夜番組で偶然で発見してお気に入りになった。無知な小生は、コミック・グループだと思っていたが、その実態はハロプロ所属の「Berrys工房」という正真正銘のアイドル・グループだった。既に結成10年が経過しているが、「モーニング娘。」や「AKBファミリー」「ももクロ」とは一線を画し、マニア向けの二流路線を地味に走り続けている。ベテランの割には素人臭い歌とダンスとコントが味わい深く、私の眠っていたアイドル魂を、ちょびっと刺激したグループなのだ。とにかく7色全部揃っているのが素晴しい
その中でも、小生はピンクの脚線美に釘付け
あなたは何色がお好き?
◎衝撃のオマケ
このBerrys工房から派生したユニット「Buono(ボーノ)」
これは、一聴の価値あり
「カタオモイ」
Berrys工房のホワイト(嗣永桃子)、オレンジ(夏焼雅)、同じハロプロ所属の℃-ute(キュート)から鈴木愛理の三人から成るロック・アイドル・ユニット。
正直、小生は、生まれて初めてアイドルグループのパフォーマンスに感動してしまいました
どの娘が可愛いとかの視点ではなく、生のロックバンドと、このレベルで歌えるアイドルは希有だ。プロのミュージシャンと比較するのは酷だが、超絶の歌唱力とは言えないまでも、三人とも低音までしっかりコントロールされているし、声質の組み合わせのせいか何しろユニゾンが美しい...48人で歌っているどこぞのグループとは、音楽的な質感が段違いだ。「しっかりロックしているじゃん」のアイドル達なのだ
「初恋サイダー」
メンバーの学業上の理由からか、2013年以降、実質活動停止状態。
再活動を期待するオッチャンは、君達の復活コンサートなら恥ずかしくても絶対行くぜ
くだらなそうだけど、
面白そうだなコレなんてTVで紹介されてたの見て思っちゃいました^^;
by DEBDYLAN (2014-06-17 23:32)
(^m^)ももち~
くらいしかわかりません~ w
北川景子はっ ふ~ん そうでしたか。^^;
by Labyrinth (2014-06-18 21:21)
> DEBDYLAN 様
まぁ、自分の子供には言えない話しですけど...
by つむじかぜ (2014-06-19 01:22)
> Labyrinth 様
ももち〜をご存知なだけでも素晴しい^^
彼女のバラエティとバンド時の落差が、結構感動的です!
by つむじかぜ (2014-06-19 01:25)
セーラームーンの北川景子、なぜか知ってたりします 笑
ほんとうに、出世作になるとよいですね。 ^^
by moz (2014-06-22 15:39)
> moz 様
どの女優が生き残るか、興味深い処ですね!
by つむじかぜ (2014-06-24 01:27)