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「陽光の三浦観音崎」with Nex [ざれごと写真日記]

 
1年の留学を終えて長女が帰国したので、さきの連休は父上も東京に一時帰宅[わーい(嬉しい顔)]
 
漸く逆ホームシックから立ち直ったらしい長女を囲んでの家族食事会を丸の内の中華料理店で行った。
私は名古屋から食事会場に直行、就活悪戦苦闘中の長男、祖父母も揃っての久しぶりの会食は、家族の温かみを再認識すると共に、今回の企画者である女房の有り難みにも改めて感じ入るのであった。
 
浮かれ過ぎた長女は、慣れない紹興酒を飲み過ぎ、帰宅直前の我家玄関前に1時間前に美味しく戴いた料理をすべてぶちまける醜態のオマケ付き[がく~(落胆した顔)]
この天然系のお調子者は、一体誰に似たものかと、顔を合わせ呆れて苦笑いの夫婦なのでした[あせあせ(飛び散る汗)]
 
翌日は、神奈川県三浦半島に1泊旅行。
1週間前、妻がいつもの思いつきで「たまにはアンタと箱根に行きたい」と騒いでいたのだが、当然空き部屋は見つからず、周辺で何とか探し当てたのがこのホテル。
 
観音崎京急ホテル
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しかも、当初は夫婦水入らずの旅行のはずが、急遽長女が参戦し、ツインルーム+エキストラベッド仕様に変更と相成った。女房と二人きりは単身赴任以来慣れておらず、「嬉し恥ずかし恐ろし」なので、かえって結果オーライというべきか...この先、長女と宿泊旅行など滅多にないだろうし...[ダッシュ(走り出すさま)]
 
横須賀方面は27,8年前に仕事によく通った処で、このホテルにも記憶がある。
当時開業間もないこのリゾートホテルで、取引先の方と昼食を摂っていたら、斜め前の席に、なんと「小泉今日子」がマネージャーらしき人と打ち合わせをしているではないか[exclamation&question]
当時の実物のキョンキョンの可愛らしさときたら、この世のものとは思えず、何せ顔が私の拳くらいしかないのですよぉ〜と、そんな思い出に浸りながら、昨晩汚物まみれになった我が娘と比べる哀しき父なのでした。
 
開業当時には無かったSPASSOと呼ぶ温浴施設で一家は汗を流し、妻は洋食・父娘は和食とバラバラのディナーを貪り食い、就寝前に昨夏以来の愛娘の背中足踏みマッサージで父は夢うつつ[眠い(睡眠)]
翌日、朝食バイキング会場の最終客となった爆睡三人組は、悠然と栄養補給を行い、チェックアウトギリギリまでホテルライフを堪能し、観音崎探索に出掛けるのでした。
 
青い空、青い海じゃ[わーい(嬉しい顔)]
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東京湾の玄関口〜往来するタンカーが目の前を通る
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波光
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 観音崎灯台
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向こう岸は千葉県富津岬だ
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ホテル近くの「横須賀美術館」が素晴しい建築[exclamation]もちろん展示も
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屋上から海を臨む
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併設の「谷内六郎館」〜昭和の薫りが気持ちを和ませる〜
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万歩計は20,000近くを指し、流石に疲労困憊。
小腹も空いてきたのでホテル駐車場の車に戻り、横須賀市街に移動する。
 
横浜生まれの妻は、高校生時分に、この街によく遊びにきていたらしい。35年ぶりの来訪なのだ。
街の変貌ぶりに驚嘆の声をあげた彼女は、わずかな記憶を頼りに通称「ドブ板通り」を先導して歩く。
 
「キャー、あったわぁ〜」
 
老舗アメリカンレストラン「ハニービー」
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「私、この店でしょっちゅう、ハンバーガーとソフトクリームを食べていたのよねぇ〜懐かしい〜感動だわ。」はしゃぐ妻。
 
「母さんの昔の写真を見ると、笑ってしまう位おデブちゃんだったんだ。いつもこんな処でジャンクフードを食っていたからだ。母さんがマシになったのは二十歳過ぎてからで、父さんと出会ってようやく女らしくなったのだ。だからお前も心配しなくていい。」と、娘に語りかける父。
 
「そういうアナタは、昔はあんなにスリムだったのに、結婚してから無惨な姿におなりですわね。」逆襲の妻。
 
「 それは君がデブ専と知ったから、君好みの体型になっただけである。」訳解らん言い訳の亭主。
 
こんな両親のくだらん会話には耳も貸さず、黙々とフライドポテトを貪る長女。
 
そして、遅めのランチのメインディッシュは当然ハンバーガーだ。
妻がこの店に通っていた時代には、横須賀基地米軍兵士御用達の単なる日常食だったが、今や全国的に有名なご当地料理に成り上がっている。
 
「横須賀ネイビーバーガー」と人は呼ぶ巨大ハンバーガー
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ハンバーガー・チェーン店のモノとは一線を画すシンプルかつ豪快な食感だ。つなぎを使わない赤身だけのハンバーグが、郷愁と共に食欲を増進させる。とにかく1個で満腹確実の代物だ。
 
すっかり日も傾き始め、妻の運転で品川駅へ。私は新幹線で名古屋、娘は友人との食事会に六本木、妻が独りで自宅へと、三人三様の場所へと別れるのであった。
 
久しぶりの家族の集いに、改めて働くパワーをもらい、心地よい疲労感を味わいながら家路に着いた。
名古屋宅周辺では、早咲きの桜が満開。優しい気持ちになって、妻に感謝のメールを送る単身赴任親爺でした。
 
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来週、フランスから娘の恋人が来日するとか...留学中に語学だけでなく多くの経験を積んでしまったようだ。
まだまだ見た目は子供の長女の成長に、大いなる戸惑いと僅かな喜びが胸の中を駆け巡る。
「まぁ、母親のように『いい男』をつかまえなさい。」と自画自賛の父は、それでもやっぱり不安は隠せないものです。
 
 

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Labyrinth

(^m^)笑わせていただきましたぁ♪ 
つむじかぜ さんの真骨頂♪ ファミリーネタですね~
行間に愛が溢れておりまする! 大Nice♪
by Labyrinth (2014-03-27 01:00) 

つむじかぜ

> Labyrinth 様
爺婆になっても、こうありたいものです( ̄ー+ ̄)
by つむじかぜ (2014-03-29 01:20) 

DEBDYLAN

今回も楽しく拝読しました^^。
我が家もこうありたいものです^^;


by DEBDYLAN (2014-03-29 23:48) 

つむじかぜ

> DEBDYLAN 様
いずれ子供達が家を離れても、家族の輪が広がるようにしたいものです。
by つむじかぜ (2014-03-31 02:30) 

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