幻のブロンド歌姫を追う [キューティー・ブロンド病棟]
先日、BSにて映画「エリザベスタウン」が放映されていた。
愛すべきキャメロン・クロウ監督作は、当然、映画館で鑑賞済みだったが、何となく最後まで視聴してしまった。(すでにDVDは廃盤のようである)元々タイプではないキルスティン・ダンストを可愛いと感じた唯一の作品でもあり、興行的には成功しなかったが、当然個人的には大好きな映画である。
そしてエンド・クレジット時に流れた音楽・・・もちろん聞き覚えはあるのだが、改めて「グっ」と来たのだ
「I Nine」と云う名のサウスカロライナ出身のロックバンドである。
洒落たPoprockだが、気持ちいいサウンド、アコギが効いています。そして、女性ヴォーカルが小生好みの声質
早速、他の楽曲を探すが、密林では唯一のアルバムは販売不可、愛音で一曲のみMVが売られていた。いろいろと調べると、ほぼmp3によるデジタル販売のみのバンドらしく、しかも日本国内ではすべて購入不可なのである。
キャメロン・クロウ監督作品の挿入音楽は、私の感性にビッタリの知られざる楽曲が目白押しであり、彼の映画を愛する一番の理由は、それなのである。多分に、奥方のナンシー・ウィルソン(ハート)の審美眼に拠る処が大なのだが、彼女の選曲が素晴しいというか、マニアック過ぎて、全く日本で無名のアーチストの楽曲が多く使われるのだ。今回も、良い例だが、日本で手に入らない曲の時がツライのである。
とりあえず、「ようつべ」検索
おお〜ブロンド美女ではないかぁ
Carmen Keigans(カーメン・ケイガン)・・・I Nineのリードヴォーカル。名前以外の資料は何も無し。バンドとしてのI Nineは、どうも2009年に解散しているようである。チェロ、アコギ主体のアコースティック・サウンドから心地良いガチロックまで、非常に個性的な音作りをするバンドである。冒頭曲も含めて、ソングライティングに非凡さがうかがえる。そして際立つカーメンのヴォーカル。柔らかいが生命力漲る歌声は、シャウトしても決して破綻することなく、聴く者の胸にすぅ〜と染み込んでくる。
「Seven Days Of Lonely」
彼らの最初で最後のヒット曲
こんな魅力的なバンド、荒削りながら神々しい声を持つ歌姫が、埋もれたまま解散してしまった事は、まさに「髀肉の嘆」というべきか、残念で仕方がない。
そして一目惚れ・一聴惚れの小生は、執拗にCarmen Keigansの近況を追うのである。
すると「ようつべ」の彼女自身が挙げた昔のチャンネルを探し当て、こんな動画を見つける。
推測の域を出ないのだが、カーメンはグループ解散後に「看護学校」に入学し2011年に卒業しているようなのである。あの歌姫が、白衣の天使へ転身している可能性大となってしまった。それにしても、BGMの慈愛に満ちた歌声の素晴らしいことときたら・・・どんなクスリよりも彼女の歌が、多くの患者の病いを癒すのだろう。
...と、彼女の新作を聴ける事はもう有り得ないと覚悟していた矢先に、先週UPされたこんなMVを見つける
間違いなく彼女の名前であり、歌声を聴けば同一人物である事は明白である。 「tyDi」という者はこれまた、日本では無名のダンス・ポップのミュージシャン。どうやら彼の作品に、カーメンは4年のブランクを経てヴォーカリストとしてゲスト出演しているのだ。音楽の傾向としては、小生の趣味ではないのだが、彼女の新作を聴けただけで感涙モノなのであった
果たして、白衣を脱いでの音楽界への本格的復帰なのか?それともNurse様の気紛れのアルバイトなのか?
謎が謎を呼ぶ『歌姫追跡作戦』は、意外な展開を見せ、今後への期待が高かまるばかりである
とりあえず、国内では購入できない「I nine」の楽曲入手の為、愛音北米版カードを注文してしまいましたぁ〜 「Change Nothing」素敵なバラードです
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by 토토사이트추천 (2023-10-19 16:21)