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「トリクシー・ウィートリー」in Nagoya Club Quattro [〜私の歌姫〜]

以前、当ブログで紹介した私の歌姫・トリクシー・ウィートリー(Trixie Whiteley)http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-17)が初来日。ご当地名古屋にもやって来たのだ[exclamation×2] 当然、ライブ参戦です[パンチ]
 
9月11日〜開場19時・開演20時。
仕事を適当に切り上げ、会社から徒歩10分でクラブ・クアトロ〜この近さは奇跡的だ〜19時30分入場[グッド(上向き矢印)]
開演30分前でも人影がまばらで、ステージ右最前列のスタンディングテーブル席をゲット〜これも奇跡的だ〜
ワンドリンクのジンジャーエールをチビチビ立ち飲みしながら開演を待つが、観客が一向に増えない...
 
数えてみる...20名いない...[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)][たらーっ(汗)] 

常にミニシアターが空いている、一流ミュージシャンが来日しても必ずチケットは取れるのが、名古屋の有難い処なのだが、それはご当地の人口密度の低さ・文化の未成熟度の裏返しを意味するのか?
それでも、いくら日本で無名に近いアーチストでも、これはないやろぉ〜東京では有り得ないぜ[ダッシュ(走り出すさま)] 名古屋のプロモーター、しっかりせぇ[ちっ(怒った顔)][ちっ(怒った顔)][ちっ(怒った顔)]
 
俺のイチオシ歌姫だぜぇ[むかっ(怒り)]ダニエル・ラノワの愛弟子だぜぇ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]クリス・ウィートリーの愛娘だぜぇ[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]
 
そしてついに、栄町駅近辺でのアマチュア路上ライブに集る酔客より少ない観客の前で演奏は始まった[exclamation×2]
 
トリクシー4.jpeg 
 
黒のタイトパンツとTシャツに身を包んだトリクシーが、3人の男を引き連れて、骨太のサウンドとあの命漲るヴォーカルを本邦初公開だぜ[exclamation×2]
父親譲りかつダニエル師匠直伝のフィンガー・ピッキングによるギター音は、激しさと哀しさ双方を包み込んだような陰影の深い色を帯び、ハイトーンから掠れ声まで全く破綻せずコントロールされる彼女の歌声が胸に深く刺さる。
サポートメンバーの演奏技術も高く、さすが、彼女が選んだ強者共という感じだ。
 
そして美しい[揺れるハート]
スリムな肢体は私好み、北欧生まれだからこのブロンドは本物のはずだ[ぴかぴか(新しい)]
黒いブラジャーの肩紐が何度か、演奏中にずり落ちて来て、オッチャンはそれだけでドキドキ[キスマーク]
 
 
 
ライブ中盤。
演奏が終わる毎に「おおきに」「ありがとう」を繰り返していたトリクシーが突然、我々に話しかける。
こんなバラバラに立ってないで、みんな一番前に集ってきてよ〜
スタッフさんが、最前列の危険防止用の柵まで取り外したので、私はすかさず、ステージに走り寄り、かぶりつき状態となる。この辺りから、『少ないお客さんで寂しいけど、せっかく来てくれた皆さんの為に、最高の音楽やるわよぉ〜』みたいな開き直りが感じられ、僅か20名足らずの観客と渾然一体となった素晴しいライブ・パフォーマンスと化していった。
素足の歌姫 
トリクシー5.jpeg 
 
 今日の雰囲気に近かったパリ公演の模様を...
 
[るんるん]私もこんな至近距離で堪能[るんるん] 
 
少年期から何度もロック・コンサートに通った小生であるが、史上最小人数の観客での最高のライブを体験した。
こんな素晴らしいアーチストの生演奏を目の前で聴けた幸福[ぴかぴか(新しい)] 
 
やっぱり彼女はホンモノであった。 
 
ライブ終了後、喫煙室で独り余韻に浸りながら一服していたら、突然ベーシストとギタリストが入って来た。
私が「エクセレント[exclamation×2]」を何度も繰り返すと、「OH、アンタ、一番前にいた人ねぇ〜、サンキュー」と、彼ら二人と固い握手をかわすのだった。
と、トリクシーもCDの即売会の為に観客席に登場。もちろんCDを持っている小生は、わざわざ特製Tシャツを購入。そして彼女ににサインをおねだり[かわいい]
 
50過ぎのオッチャンご満悦の図
image3.jpg 
Oh〜ネイティブ・ブロンド[exclamation×2] 
 
私のiPhoneの中のiTunesコレクションを彼女に覗かせ、
I Like Your Music!」と、デビュー作「Fours Corner」を指差し、更に
「And Your Father's」と、彼女の亡き父・Chris Whitleyのアルバムも見せる。
トリクシーは少々驚いたような顔つきになりながら、
「ありがとう。私にとって最高の父であり、最高の音楽の師です。」 みたいな言葉を返し、私に握手を求める。
私の気のせいだろうが、彼女の瞳は少し潤んでいた...そして小生もジーン[もうやだ~(悲しい顔)]
 
Chris & Trixie Whitley 
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 [ぴかぴか(新しい)]そして、こんな素晴らしアーチストに成長する[ぴかぴか(新しい)]
 
 
Black Dub時代の名曲
 
 
こんなに人気が無いなら私の独り占め状態でもいいのだが、やはりこの歌声を多くの方に聴いてもらいたいし、彼女の高い音楽性を理解して欲しい。そして、トリクシーのライブ・チケットがなかなか手に入らない日が何時か来るのを、心待ちにするのであった。
 
Fourth Corner

Fourth Corner

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Strong Blood Records
  • 発売日: 2013/01/29
  • メディア: CD
Black Dub

Black Dub

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Red Int / Red Ink
  • 発売日: 2010/11/12
  • メディア: CD
 
今回のライブでの最終曲の模様をヴォイスメモで雰囲気だけでも...
合いの手を入れているのは、私ともう一人のオッチャンでした[あせあせ(飛び散る汗)] 
 
 
 
 

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コメント 10

Labyrinth

つむじかぜ さん 最高じゃないですかー d(≧∇≦) まさに至福の時♪
やはりナマは良いですね~♪ 
つむじかぜ さんの会心の笑みも拝見したかったわ(^m^) なんつって。
by Labyrinth (2013-09-14 12:04) 

ぷーちゃん

いいな、ライブ参戦ですな。
Black Dubは、ヘビロテしてまーす。
by ぷーちゃん (2013-09-14 20:06) 

DEBDYLAN

最高のライヴ体験でしたね!!
お父さまのCDは僕も持ってます。
彼女も音楽もじっくり聴いてみたいなぁ♪

by DEBDYLAN (2013-09-15 00:32) 

haku

ヴォイスメモ聴いて、鳥肌立ちました~!!
20名ですか?!
そして、ツーショットまで♪
これは貴重な経験ですねぇ~、羨ましぃ~☆ ^0^w
by haku (2013-09-15 12:32) 

つむじかぜ

>Labyrinth様
たぶん、観衆の中で最年長だったと思いまする(^▽^;)
ほとんど親子のツーショットですが、貴重な思い出です!
by つむじかぜ (2013-09-16 00:35) 

つむじかぜ

>ぷーちゃん様
嬉しいなぁ〜胸に沁みるアルバムですよね!
4人のアーチストの珠玉の演奏、みんな凄いけど、トリクシーのヴォーカルあっての傑作ですわ^^
by つむじかぜ (2013-09-16 00:38) 

つむじかぜ

>DEBDYLAN様
音楽感性が引き継がれた親子の典型的な二人です。
トリクシーの魂のヴォーカルの源泉を、父親のアルバムから見出せます!
by つむじかぜ (2013-09-16 00:41) 

つむじかぜ

>haku様
トリクシーにとっては20名の観客は残念な事でしたが、私にとっては思い出に残る
珠玉のひとときでした^^
by つむじかぜ (2013-09-16 00:43) 

seawind335

Myブログにお越しいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

しかし、魂のこもったパフォーマンスですね。
この場に居合わせられたことは、最高の経験になりますね!
by seawind335 (2013-09-16 23:40) 

つむじかぜ

>seawind335様
こちらこそ、よろしくお願いします^^
ビッグネームとは異なるピュアなパフォーマンスに感無量でした!
by つむじかぜ (2013-09-19 02:18) 

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