桑名の石取祭 with Nex [ざれごと写真日記]
やかましい、やかましい
燃える、燃える
これが、三重県桑名市の『石取祭』だ
お得意様のご好意で、「天下の奇祭」「日本一やかましい祭り」と呼ばれる『石取祭』にご招待を受けた。
旧城下町桑名の総鎮守、通称春日神社で行われ、町屋川で採取した石を氏神に奉納することを目的とした石取りと呼ばれる行事が祭礼化したものと伝えられる。この日の夕刻から、各町内から繰り出された30数台の祭車が、一斉に鉦や太鼓を打ち鳴らしながら、春日神社に一基づつ参拝する『花車渡祭』のメインイベントなのである。
由緒ある老舗の料亭で、ご当地名産の「蛤づくし」の料理を腹一杯ご馳走になった後、祭礼見物には絶好の場所に位置するご自宅に招かれる。 二階のベランドから、この熱きお祭りを堪能して参りました。
祭車は参拝後も市内を練り歩き、朝方までこの「ドンドン、チャラチャラ」は続くのだそうだ。
先日、仕事で訪れた時には全く感じられなかった活気が街中を覆っている。
この街の何処に、こんな数の若者が潜伏していたかと目を疑う若きパワー。
「静かな桑名の街が、1年に一度だけ燃え盛る日なんですよ」と、お得意様は話される。
岸和田のだんじり祭り、浅草の三社祭...全国各地で行われる祭りは、規模の大小を問わず、その地で育った者の心を掻きむしる力を持つ。
名古屋宅に戻っても、「ドンチャラ」の響きが耳をついて離れず、なかなか寝付けない。
ああ、今年の秋は地元の祭りには帰れるかなぁ〜神輿、担ぎてぇ〜
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