SSブログ

Marc Ribot IN NAGOYA [〜ロックの神さん〜]

ついに『Marc Ribot』との対面である。
 
マーク・リボー率いるセラミック・ドッグの来日コンサートをNAGOYA CLUB QUATTROで観られる転勤早々のなんという僥倖[exclamation&question]
会社から至近のテナントビルのスポーツジムに先日入会したのだが、そのジムの下のフロアにクラブ・クアトロが在った。そして偶然見つけたポスター〜『Marc Ribot's Ceramic Dog Japan Tour 2013』〜の文字が[ひらめき]
一昨年に来日、FUJI ROCK FESTIVALなどで「偽キューバ人バンド」のリーダーとして怪演を披露したのだが、仕事の都合がつかず断念。
しかし今回は一日でも日程が前後したら困難であったが、5/2の夜は仕事の予定も無し。
この絶好の機会は逃せません[パンチ]
 
Marc Ribot(マーク・リボー)・・・何度か当ブログで取り上げているが、小生が現存する世界最狂ギタリストとして敬愛して止まないミュージシャンです。
1954年ニュージャージー州生まれ。1984年にラウンジ・リザーズの2代目ギタリストとしてメジャー・デビュー。
同時にセッション・プレイヤーとして世界中の一流アーチストから声がかかり、多くのロック,ポップスの名盤と呼ばれる作品の影の立役者となっている。トム・ウエイツ「レイン・ドック」ロバート・プラント「レイジング・サンド」などは有名であるが、私の溺愛するジョー・ヘンリーのバックも多く務めており、要するに小生のお気に入り音楽の裏方さんでもあるのだ。
彼の音楽スタイルは変幻自在〜カントリー、ブルース、フリージャズ。ゆるロックからバリバリハード、サルサなどラテン音楽もお手のもの。ジャンルは多岐に亘れどギター・プレイは一貫して「リボー色」が滲み出る。
不協和音を入れたコード・ストローク、味わい深いダウン・チョーキング、予測不可能のアドリブ・ソロ、超キモチいいカッティング。普通の楽曲が、彼が参加する事により異質の空気感を醸し出す。
 
ジョージ・ハリソン作のビートルズの名曲がこんな感じになる[どんっ(衝撃)]
 
 
さて、今回はどんな「変体プレイ」を魅せてくれるか....胸が膨らむ[黒ハート]
 
ceramicdog-pressphoto.jpg 
 
CLUB QUATTRO オールスタンディング ギター目の前の2列目に陣取る 19:10演奏スタート
 
マークが静かにギターを奏でたと思いきや、いきなり『ガツン』と来たぁ〜 『すげぇ〜』
 
Ceramic Dogというトリオ編成の来日メンバー・・・メチャ、ハード路線でしたぁ〜[exclamation×2]
但しHM系でも正統ブリティッシュ系でもない。リズム・音圧が第2期キングクリムゾンを10倍ド迫力化した上に、フリージャズを基にしたインタープレイが延々と続く。天高くシンバルを掲げたドラムの兄ちゃんが縦横無尽にリズムを刻む。スリムなベーシストは、シンセを弾いたりギターに持ち替えたり、ドラムも叩いて楽曲に変化をもたらす。そしてマークの狂人的プレイの連続。
このめくるめく音像がまともに体中に染み込んで来る[ぴかぴか(新しい)] 
 
嗚呼〜なんという至福の時
 
 New Albumに納められているこの曲が当日もオープニングでした。
 
 マークのヴォーカルはリーダーアルバム以外では絶対に聴けない
それにしてもなんちゅうソロ弾くねん[がく~(落胆した顔)]
 
雰囲気を味わって頂きたいのでアンコール曲をヴォイス・メモで少々
 
 
今週始めから風邪気味の洟垂れ小僧状態でこのライブに臨んだのだが、一発で鼻水止まったわぁ[わーい(嬉しい顔)]
 
ライブ終了後CD即売会
既に持っているCDだが、サイン欲しさにもう一枚買ってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]
写真.JPG
 
マーク 素敵な音楽をありがとう[exclamation×2]
IMG_0026.jpg 
 [わーい(嬉しい顔)]握手、握手[わーい(嬉しい顔)]
(AKBの追っかけと変わらない精神状況になっておりました[ダッシュ(走り出すさま)]
 
ユアー・ターン

ユアー・ターン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
  • 発売日: 2013/03/20
  • メディア: CD
  
◎おまけ 
 
 マークの活動・交友範囲は広く、日本人アーチストとのセッションも少なくない。
 
矢野顕子 
 
 まさに海外コラボの白眉
 
FAYRAY
 
作曲もマーク いぶし銀のバックギター[ひらめき]
ヘタウマSingerも光輝く
 
akiko

akiko

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/10/22
  • メディア: CD
光と影(DVD付)

光と影(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: R and C Ltd.
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: CD
 

nice!(12)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 12

コメント 8

non_0101

こんばんは。
ビートルズには笑ってしまいました。凄いギターですね~
あと、矢野顕子のコラボも面白かったです。
あのメロディで歌えるなんて、さすがは矢野顕子ですね☆
by non_0101 (2013-05-04 00:45) 

マチャ

マーク・リボー、素晴らしいですよね。
私はエルトン・ジョンとレオン・ラッセルのコラボアルバム『The Union』での演奏で、すごいな~と思いました。
by マチャ (2013-05-05 09:29) 

DEBDYLAN

カッコいいっすね!!
TOM WAITSのアルバムでしか聴いたコトないんですが^^;
イロイロ聴きたくなりました^^♪

by DEBDYLAN (2013-05-05 09:40) 

haku

凄い!!!
ヴォイスメモ聴いただけで、ど迫力が伝わって来ます!
これ聴けるだけで、名古屋に転勤した甲斐がありましたね ^m^
by haku (2013-05-06 16:12) 

つむじかぜ

>non_0101様
矢野顕子の個性は、国内では際立っていますよね。
異能者同士のセッションは、まさに異次元の音楽空間を作りました^^
by つむじかぜ (2013-05-09 02:23) 

つむじかぜ

>マチャ様
「The Union」は知らなかったです。
ありがとうございます、即買いします!
by つむじかぜ (2013-05-09 02:25) 

つむじかぜ

>DEBDYLAN様
意外なミュージシャンのバックも務めているので、DEBさんのコレクション
の中にも眠っているかもしれませんよ^^
by つむじかぜ (2013-05-09 02:29) 

つむじかぜ

>haku様
これも運命の巡り合わせというべきでしょうね。
転勤感謝です( ̄ー+ ̄)
by つむじかぜ (2013-05-09 02:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。