「屋久島探訪」with Nex-5 ② [ざれごと写真日記]
第3日目
起床午前6時半。昨日の極度の疲労の為、熟睡でした。
一時間後には、「白谷雲水峡トレッキング」のガイドさんが迎えに来る予定になっている。キャンセルするなら今のうちだ。
どれだけ歩けるか、近くの自販機まで試運転。腿とふくろはぎがパンパンなのは当然なのだが、幸運にも足首の痛みは無くなっている。これなら、根性で軽いトレッキング程度ならこなせそうである。覚悟を決める。
生卵ぶっかけ飯で朝食を戴き、準備万端。ガイドさんがやってきた。
昨日の方より更に年長で大ベテランの風格。
「一家族がキャンセルになったので、今日は私とあなたの二人っきりですよぉ。ノンビリ行きましょう!」
私と同じく昨日の縄文杉トレッキングに参加した家族の奥さんが、完全グロッキーらしく、本日のツアーを直前で断ってきたらしい。確かに、昨日の12時間トレッキングは、我が不死身の女房は別にして、普通のおしとよかな家庭の主婦にはダメージが大き過ぎると思われる。
そんな訳で、昨日のハーレム状態とはうってかわって、今回は還暦過ぎのオッチャンと二人きりの壮年探検隊である。
「3時間程度の軽いトレッキングだから、リュックサックはいらないし、湧き水が呑めるから水もいらないよぉ。なるべく軽い方が楽でいいし!」
と、いうベテランのアドバイスを戴き、Nex-5をしのばせたウエストポーチのみの軽装備で臨む。
この「白谷雲水峡」は、ある意味、縄文杉より有名である。
宮崎駿の『もののけ姫』の舞台のイメージモデルとなった場所らしいのである。
ベテランガイドさんが話す通り、本日のトレッキングは楽チン・楽チン 昨日のつらさとは雲泥の差。
壮年探検隊は快調に森深くに入り込みます。
鹿に遭えたり・・・
可愛いいたずらに
ガイドさん「縄文杉コースが男とすれば、此処は女性的なんですよ」
そして、森の精霊に守られているような柔らかな感覚に徐々に包まれて行く
運がいいとコダマ(木霊)に遭えます
正直、ガイドさん抜きでも十分歩けるハイキング・コースだった。(しかし、この「もののけの森」から奥には、縄文杉コース同様の(体力・根性無しはお断り)のルートが用意されているとの事)
しかし、こんな短時間で下界とは別世界に訪れる事ができるなんて、屋久島は自然の宝庫であると認識すると共に、太古の人々がこの穢れなき世界に、畏れと敬意の中で「神」を感じたのであろう事を体感したのだった。
3時間のトレッキングはあっという間に終了。港近くのホテルに送っていただき、このツアーの目玉であるシャワー・タイムでさっぱり(とは言っても、掃除中の大浴場を拝借するのだが)と汗を流す。 高速船で鹿児島市内に到着したのが、まだ昼過ぎ。夜の飛行機の便まで、鹿児島駅前周辺をぶらりと時間をつぶす。
黒かつ亭で上ロースカツ定食を頬張り、維新ふるさと館で薩摩藩のお勉強。最後は、足裏マッサージ店で薩摩美人エステティシャンと楽しく会話をしながら、疲れた体を癒して参りました。
大阪宅に着いたのは午前0時近く。
翌日は昼過ぎまで爆睡し、翌々日は老化による筋肉痛の時間差攻撃に悩まされ、貴重なお盆休みの後半を棒に振ったのだが、いい歳こいてこんな無茶な強行軍もたまにはいいなぁ〜と、心洗われた二泊三日を振り返るのでした。
その2日後、気侭な愛妻もようやく東京宅に無事戻ったという知らせ。
この中年夫婦、バラバラながらも充実の今年の夏のようです(^▽^;)
鹿の写真カッコイイ!
やっぱスゲ~良い所ですね(^^)
by (。・_・。)2k (2012-08-24 02:18)
美しい緑ですね~
写真だけでも十分に癒されます(^^)
by non_0101 (2012-08-24 08:38)
まさにもののけ姫の世界!
by ぷーちゃん (2012-08-24 14:30)
無事の下山おめでとうございます。若い頃宮之浦岳をめざし、台風接近、途中の山小屋で発熱1人寂しく寝ていたのを思い出します。
by 月夜のうずのしゅげ (2012-08-24 17:55)
ご無事で何よりでございました。
“バラバラながらも充実” はいはい お二人の絆を感じます。 ^q^
by Labyrinth (2012-08-25 01:31)
屋久島の芋焼酎とトビウオのから揚げで一杯やりたくなりました~
by macinu (2012-08-25 10:39)
「もののけ姫」と「ととろ」の世界ですね、まったく! ^ー^w
by haku (2012-08-26 22:07)
屋久島、魅力的なところですね。行ってみたいです。
でも、山歩きが嫌いな同居人、一緒に行かないことは間違いない・・・^_^;
by KEI (2012-08-27 01:59)
> (。・_・。)2k様
2kさんの撮る屋久島の写真を観てみたいっす!
by つむじかぜ (2012-08-27 22:06)
>non_0101様
緑の濃さが違うんですよね^^
by つむじかぜ (2012-08-27 22:07)
>ぷーちゃん様
宮崎駿氏が、此処から作品をインスパイアされたのを実感しました!
by つむじかぜ (2012-08-27 22:09)
> 月夜のうずのしゅげ 様
コメントありがとうございます。
若い頃に来られたのですね! 宮之浦岳コースなら本格登山ですか?
置いてけぼりは寂しいですよね。 再度、チャレンジを!!
by つむじかぜ (2012-08-27 22:13)
>Labyrinth様
絆というか...勝手同士というか...とにかく二人とも無事で良かったです(-。−;)
by つむじかぜ (2012-08-27 22:15)
> macinu 様
コメントありがあとうございます。
最高の組み合わせですね! 深酒して翌日は山登りできそうもないかも(゜ー゜)
by つむじかぜ (2012-08-27 22:19)
>haku様
あのジブリ世界が体感できるんです。
というか、この自然をアニメ化した宮崎氏が偉大なんですね^^
by つむじかぜ (2012-08-27 22:21)
>KEI 様
コメントありがとうございます。
独りでもチャレンジすれば、若き山ガールに囲まれる幸運に巡り会うかも(▼∀▼)
by つむじかぜ (2012-08-27 22:24)